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2012′ 08/26 全日本選手権Rd.6 SUGO ライダーコメント 伊藤勇樹

火曜日, 8月 28th, 2012

ライダーコメント 伊藤勇樹


ライダー:#19 伊藤勇樹
クラス:ST600

2012′ 8/26 全日本選手権 第6戦 スポーツランドSUGO

予選:8位 決勝:4位


レースコメント

予選
全日本のサマーブレイク後の初戦である菅生は、ウィーク中は非常に安定した天気でした。

予選は雲が多く、涼しく感じるほどでタイムアタックのしやすい天候となりました。テストから試してきた中で一番フィーリングの良かったセッティングでコースに入り、最初から全力でタイムアタックを始めました。

タイムアタックを開始して2周目には自己ベストタイムである1分32秒127を記録し一時はトップタイムだったのですが、稲垣選手が自分の後方でタイムを上げ、逆転され気づけば3番手まで後退。
その後、周りのライダーの様子を見つつ、決勝へのセットアップに努めコースに戻りました。決勝へのセットアップも進み、良い形で決勝に向かうつもりでした。しかし、周りのライダーもタイムを上げて8番手まで後退。そのままチェッカーを受けて、翌日の決勝は3列目からのスタートとなります。

8番手だったもののダンロップ最高位で確かな手ごたえを感じ、翌日の決勝に向けての準備は整っていたので自身を持って翌日に挑みました。


決勝
決勝当日も雲が多く、気温も高く無いので落ち着いて朝のフリー走行を終えました。フリー走行でのマシンチェックは非常に良く、ウィークを通して最も最高速がでるマシンと更に決勝での自信が付きました。

決勝レース前、雲で隠れていた太陽が顔を出し一気に気温が上昇。選択したタイヤに少し不安感を感じましたが、観客席からの声援やグリッドにわざわざ駆けつけて下さった皆さんの声が力となりました。

決勝がスタート。スタートでウィリーをしてしまい少し出遅れ、更に中富選手と渡辺選手に挟まれる形で行き場を失い後退。1コーナーを通過して2コーナーに向かう間にリヤタイヤ滑らせ更に後退し非常に落ち着かないスタートとなってしまいました。
1周目を11番手で通過、前のアズラン選手を3周目に捕え10番手。4周目に二台前を走行していた渡辺選手が転倒し9番手に上がり、トップ集団は10台以上の集団のまま周回を重ねていきます。

そしてその後、横江選手をかわし8番手に上がり前には稲垣選手と小林選手。その小林選手が9周目に転倒し7番手に上がった直後、タイヤを滑らせてしまい、アズラン選手と井筒選手に先行を許してしまいました。

予想以上に路面温度が上がり、中盤からは自分との戦いとなり集中力を高め走行。そして落ち着いてアズラン選手を捕え8番手に上がり前には稲垣選手と井筒選手。14周目には稲垣選手を捕えて7番手に上がり、前の井筒選手を追いました。すると、15周目にチャランポ選手が転倒し6番手に上昇。その後は井筒選手を追っていたのですが、タイヤの摩耗が激しく思うようにペースが上げられずに苦しい展開となり単独走行となりました。

するとラスト2周となった19周目、馬の背コーナーで井筒選手が津田選手を捕えて順位を上げた直後に津田選手が転倒し5番手に上がりラストラップへ。これまで一度も後方を見ていなかったので、後方にライダーがいるのかどうかは分からなかったので確認してみると誰もいません。前方の距離を考えると本当に集中をしてゴールを目指さないと駄目だと深呼吸をして後半セクションへ。

すると110Rコーナーを入って最終シケインの手前で黄旗が提示されました。なんと、トップを走行していた岩崎選手が転倒し後退。マシンを起こしている岩崎選手の横を通過し最終コーナーを通過。
そのままチェッカーを潜りぬけ4番手でレースを終えました。自己最高位である4番手はとても嬉しく思い、素直に喜びました。車両保管場所でチームの皆さんと喜び、サバイバルのようなレースが終わりほっとしました。

この後トロフィーを頂き、ランキングも4番手に上がった事をしり後半戦を良い形でスタートを切ることが出来ました。



レースを終えて
今回サポートして下さいました皆様や応援して下さいました皆様、そしてご協力してくださいました皆様には本当に感謝しています。
今回も無事完走が出来、良い結果で終える事が出来たのも皆様のお力があってこそだと強く思っています。本当に有り難う御座いました。

次戦は9月8日、9日にアジア選手権の日本大会がオートポリスサーキットで開催します。中国大会で3位表彰台を獲得し、今回は優勝狙っていきます。再びのご協力、ご声援を伊藤勇樹に宜しくお願い致します。



ST600 #19 伊藤勇樹


Photo by 相澤様

2012′ 08/26 全日本選手権Rd.6 SUGO ライダーコメント 藤田拓哉

火曜日, 8月 28th, 2012

ライダーコメント 藤田拓哉


ライダー:#33 藤田拓哉
クラス:JSB1000

2012′ 8/26 全日本選手権 第6戦 スポーツランドSUGO

今回もたくさんの方々の支援をしていただき、参戦することができました。
スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様ありがとうございました。


レースコメント

予選
レースウィーク初日からいい感じにセッティングが決まり順調に進んでいき、予選では、昨年のタイムを更新してQ3まで残り9番手で予選を終えました。


決勝

朝のフリー走行を走りました。
朝のフリー走行では、落ち着いて走りました。そしたら予選の時よりタイムが上がって、良いフィーリングで決勝に向けて進んでいけました。

決勝!
スタートで失敗してしまい、9番手から一周目で11番手から12番手の位置に落っこちてしまいました。
しかし焦らず冷静に前にむかって走りました。
1コーナーを飛び出しそうになったり転倒しそうになりましたが、冷静に走りました。
そして最後まで走り、フィニッシュしました。タイムは、目標までいかなかったですが、初の7位になることができました。

次戦のオートポリスでも、もっと良い結果と結果内容になるように、毎日ベストを尽くしていきます。



スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様、ご支援ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。


JSB1000 #33 藤田拓哉


Photo by 相澤様

2012′ 08/05 アジア選手権 第3戦 珠海国際サーキット 総括

木曜日, 8月 16th, 2012

2012′ 8/5 アジアロードレース選手権 第3戦 珠海国際サーキット



伊藤勇樹・SS600クラス
アジア選手権・SS600 伊藤勇樹 連続表彰台獲得・年間ランキング7位へ!

今年もアジア選手権・中国大会に伊藤勇樹が参加できることとなりました。
「TEAM JP」のサポートと香港ヤマハの「YES YAMAHA」のご協力により参戦が実現。そして今回もチーム運営を強力にサポートしてくれる「S&Sモーター」のアラン氏にお世話になり表彰台に向けた強力なスクラムを組むことができました。そのレース結果をご報告致します。


イベント名 アジアロードレース選手権 第3戦
日時・場所 2012年8月5日・珠海国際サーキット(中国)
メディア  中国テレコム、珠海テレビ、YouStream、何れもライブ放送


予選の模様
http://www.youtube.com/watch?v=zX1dnUWMgwA
レースの模様
http://www.youtube.com/watch?v=ZOnnEU8gW5M
リザルト
http://www.zic.com.cn/en/event_info.php?id=603
http://www.zic.com.cn/en/event_info.php?id=602


レース結果
チーム:TEAMJP DOGFIGHTR・YAMAHA
SS600クラス  #19 伊藤 勇樹  予選 4位  決勝 ヒート1 3位  ヒート2 3位


アジア選手権 SS600・伊藤勇樹


木曜日にサーキット入りしてYES YAMAHAからマシンを借りてセットアップを開始。前後サス、ステップ、マフラーなど日本で乗る伊藤のマシンと同じ仕様にマシンを改造しポジションなどの微調整を行い初日を終えた。


金曜日


翌金曜日は日差しの降り注ぐ真夏の珠海。気温は一気に30度を超え、湿度は80パーセント以上の厳しいコンディション。

一年振りのライディングとなった伊藤はコースコンディションやマシンの状態を確認しながら徐々にペースアップ。最終ラップに39秒台にタイムをあげ1本目の走行を終えた。総合順位は6番手。
この1本目の走行で強かったのはホンダのアズラン。早くも38秒台にタイムを入れてきている。

そしてビックリなのが珠海初参戦の清成。いきなり初走行で38秒台を記録。アグレッシブな走りでいやな存在になりそうな予感が始まった。

1本目順位は、アズラン、ザムリ、清成、藤原、ファデリ、伊藤勇樹


2本目の走行1時間前になると天気が急変。空が一気に暗くなり突然のスコール。コースが水没するほどの大雨にスケジュールが変更になると、再び太陽が顔を出しコースは急速に乾いてゆく。

レインタイヤで準備をしていた各チームはコースインこそレインタイヤでスタートしたがほぼ全車がドライタイヤに変更して再びコースイン。伊藤もドライに変更して走行時間の終盤にアタック。タイムは1本目よりもアップできなかった。
エンジンブレーキなど細やかな調整は少し進めることができ、この走行でも総合6番手で初日を終えることとなった。


予選


台風の発生もあり天候が不安定な週末の予報だったが、翌土曜日は一日ドライコンディション。

午前中に最後のフリー走行が有りセットアップを詰めてきた伊藤は38秒855を記録して総合5番手に浮上。トップとの差は0.6秒で充分射程圏内に入ってきた。

午後になり路面温度は50度を超え厳しいコンディションの中公式予選がスタート。
真っ先にコースインした伊藤は、藤原と二人でタイムバトルを開始。藤原がなんと2周目に37秒992を記録すると、伊藤は3周目に38秒402を記録して総合3番手に浮上。

高い路面温度と、タイヤの摩耗からその後はほとんどの選手がタイム更新出来なくなり、伊藤は決勝に向けたセットアップに専念。ラスト10分を切っても清成を抑えて伊藤が3番手のまま。このままフロントロー獲得と思っていた矢先のラスト5分でザムリが伊藤のタイムを0.01秒上回ってきた。

この結果予選は、藤原、ファデリ、ザムリ、伊藤、清成、アズラン

決勝ヒート1


朝から伊藤の元気がない。なんと腹痛を訴えてきたのだ。毎日食後に正露丸を飲み、なま物を避けて注意を払ってきたのに、よりによって決勝の日に食あたりを起こすとは・・・。

朝のフリー走行では痛みをこらえながらの走行でセットアップを進めることができたが、すぐに始まる決勝に向け不安が残る状態。
ここで中国の現地の仲間たちの助けが入った。腹痛を訴える伊藤に現地で薬を手配してくれた親切のリレーが伊藤に力を与えてくれたのだ。
香港在住の仲間の提案で、アランさんの弟さんがサーキットから薬を手配してくれたおかげで、強烈な腹痛は消え、レース中には痛みを感じることなくレースに集中できたのだ。

皆の応援を受けてヒート1の決勝グリッドに並んだ伊藤。香港ヤマハのルイスさんもわざわざグリッドまで応援に駆け付けてくれた。

そしてスタート。まずまずの飛び出しでオープニングラップを3番手で通過。藤原、ザムリ、伊藤、清成の順。

上位4台が団子状態でレース序盤が展開されるが、中盤に入り清成が伊藤を激しくプッシュ。最終コーナー手前で清成に抜かれるもストレートで抜き返す激しいバトルを展開するが、再び清成が前に出ると伊藤は徐々にトップ集団から遅れだしてしまう。

単独で4番手走行となりながらも諦めず前を追う伊藤にチャンスが転がり込んできた。レース終盤に差し掛かるところでトップを走っていた藤原がスローダウン。伊藤は一気にこれを抜き去り3番手に浮上。ホームストレートを走り抜ける藤原のエンジンは明らかな異常音を発しながらも走り続ける。

そして18周が終了。伊藤は3位表彰台を獲得。アジア選手権初表彰だ。

表彰台はうれしい結果だが、トップとの差は6秒。そして藤原の脱落での3位。ヒート2は転倒を気にせず全力でのアタックを指示したチーム。伊藤もそのつもりのようだ。


決勝ヒート2


路面温度が少し下がり始めた15時40分にヒート2のスタートが切られた。
抜群のスタートを切った勇樹は藤原選手に続き2番手でオープニングラップを通過。ここから序盤は藤原と勇樹の2台による激しいドッグファイトが展開される。2周目のヘアピンでトップに浮上する勇樹、クロスラインで再びトップを奪い返す藤原選手。

レース序盤は、藤原、伊藤、ファデリ、ザムリ、清成の順。中盤に差し掛かり一度は離されていた3番手集団がザムリを先頭にトップに追い付いてきた。
ヒート1では徐々に離されてしまった伊藤だが、今度は懸命にトップの藤原に食らいついて行く。そしてヘアピンコーナーなどでは隙あらばトップをうかがう勢いで藤原に襲いかかっているのだ。

3台による激しいマッチレースを国際映像が追いかける中、レース終盤に入る13周目、伊藤は痛恨のシフトミスで最終コーナー立ち上がりで加速が鈍る。このワンチャンスでザムリが2番手に浮上。しかし伊藤も離されずついてゆく。後方には少し離れて清成があがってきたが清成は14周目にコースアウト。ポジションを大きく下げてしまう。

トップ3台のバトルは最終ラップに突入。藤原は最後のプッシュでペースを上げる。懸命に食らいつくザムリと伊藤だが藤原には届かない。

そしてそのままの順位でゴール。激しい3台のバトルを制したのは藤原。2位にザムリ、そして連続表彰台を獲得した伊藤が3位だ。

トップと最終ラップまで激しいバトルを繰り広げ、前戦で優勝した清成を完全に抑えて勝ちとった3位は伊藤の大きな成長の証しだ。そしてこれを支えてくれたスポンサー、スタッフのみんなに心から感謝したい。

有難う御座いました。


伊藤コメント


「このアジア選手権で新しい世界を見る事が出来ました。それは自分のこの先のレースにとても重要なもので、自身にも繋がります。

本当に今回支えて下さったサポーターの皆様、チーム、応援して下さいました皆様に感謝しています。
皆様の支えが無ければ、今回のアジア選手権への参戦は叶いませんでした。次戦は全日本選手権なので、この経験を武器に全力で自分の走りをお見せしますので応援、ご協力を宜しくお願い致します。」



ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明

2012′ 08/05 アジア選手権Rd.3珠海 ライダーコメント 伊藤勇樹

木曜日, 8月 16th, 2012

ライダーコメント 伊藤勇樹


ライダー:#19 伊藤勇樹
クラス:SS600

2012′ 8/5 
アジアロードレース選手権 第3戦 中国 珠海国際サーキット

予選:4位 決勝:H1 3位 H2 3位


レースコメント

予選
中国は台風の影響を受けたせいか、天候が不安定で金曜日に行われたフリー走行ではスコールが発生するなど読めない天候となりました。

土曜日の予選も雲が広がり、いつ雨が落ちてもおかしく無い天候。雨が降る前にタイムを出そうと、最初から全力で走行しタイムアタックを開始。

コースインして前には2011年チャンピオン、藤原選手が走行。その藤原選手の後ろで3番手タイムである1分38秒416をマークし、1列目圏内。しかし、予選はまだ40分間の内、10分が経過しただけでまだ油断の出来ない状況。確実に前を狙おうとコースインするも雲行きが怪しく、しかも昨日のスコールで縁石上には雨水が溜まり非常に滑りやすくタイムを叩き出すには難しい状況。タイムも上がらずに時間だけが過ぎて行きました。

しかし、周りのライダー達もタイムが出ず、順位は変わらず3位。このまま押し切れれば1列目獲得が出来るとほぼ確信していたのですが、ラスト1周でマレーシア人ライダーのザムリ選手が1分38秒408で逆転され4位に後退。

悔しい予選となってしまいましたが、2列目スタートの位置はけして悪くはないので、決勝で巻き返しを計りました。


決勝
アジア選手権の決勝は2ヒート制の18周で行われ、流れを掴むためには最初のレースが重要となってきます。そんなプレッシャーもある中、中国のスタッフさんやチームスタッフの協力のお陰もあり、気持ちにゆとりを持つことが出来ました。

レース1、太陽は雲に隠れて気温は高く無かったのですが、やはりグリッド上は熱気が凄まじく汗が噴き出るほど。それでも周りのスタッフが笑顔で接してくれたので、リラックスしてスタートの時を待ちました。

レースがスタートし、まずは1コーナーを3番手で通過。序盤は藤原選手、ザムリ選手、自分、そして清成選手の4台がトップ集団で周回を重ねて行きました。しかし、6周目辺りで清成選手に11コーナーでパスされ4番手に後退。直ぐに1コーナーで清成選手をパスするも、また11コーナー進入で抜き返され4番手のまま後半戦に突入。早くもタイヤのグリップ感を失い始め、トップ集団から徐々に離れ始めました。
なんとか懸命に追うも、車体が大きく振られてキープをするのがやっとで我慢のレースとなりました。

しかし、前方でトップを走行していた藤原選手がマシントラブルでペースダウン、これで3位に浮上しラストは5周。既に前方とは5秒以上離れ、後方とは4秒以上と完全な単独走行となりました。この後はポジションキープのため、毎コーナーで深く息を吐いて落ち着かせながら走行。
そのままチェッカーを受けて初表彰台を獲得。チェッカーを受けた後は、自分が表彰台を獲得したことにあまり実感がわかなく、周りの反応でようやく実感出来、同じレースを走っていたライダー達も祝福してくれたので、レースの素晴らしさを更に感じました。

本当に嬉しかった表彰式ですが、まだレースはもう1回あります。この流れを大事にしようと、再び集中力を高めました。

表彰台での喜びもつかの間、あっという間にレース2の時を迎えました。
空を覆っていた雲の隙間から日が差し込み、緊張感の中で心地よさを感じていました。レースが始まる前に監督から、ポケバイに乗っていた時みたいに楽しんで来いという言葉が印象に強く残っています。

レースがスタートし、1コーナーを2番手で通過。トップの藤原選手の後方を走行中、自分に余裕を感じました。前の藤原選手を伺いながらの3周目、11コーナーでかわしトップへ。しかし、ラインがワイドになり再び抜き返され変わらずに2番手を走行。その間に後方確認をしましたがやはり、後方にはザムリ選手と清成選手がつき、トップ争いは再びこの4台で展開されました。

中盤に入って膠着状態の続いた13周目、最終コーナーの立ち上がりでシフトミス。そこをザムリ選手に交わされ3番手に後退。後方を確認しようと見てみると、さっきまでいた清成選手がいないことに気付きました。14周目に清成選手がコースアウトをしてしまい、トップ争いは3台の争いに変わり後半戦へ。
後半もトップ争いは1分38秒台で走行。すると、ラストラップ手前でザムリ選手がシフトミス。チャンスだと思いインサイドを狙うも交わすことが出来ずにラストラップへ。
ラストラップでも果敢にプッシュを繰り返しましたが、交わすことが出来ずに3位でチェッカー。

気づいてみればトップの藤原選手から3位の自分までが1秒以内のレースで内容にはとても満足しています。それに連続表彰台は今まで経験が無いので、チェッカー後は素直に喜びました。



レースを終えて
このアジア選手権で新しい世界を見る事が出来ました。それは自分のこの先のレースにとても重要なもので、自身にも繋がります。
本当に今回支えて下さったサポーターの皆様、チーム、応援して下さいました皆様に感謝しています。

皆様の支えが無ければ、今回のアジア選手権への参戦は叶いませんでした。次戦は全日本選手権なので、この経験を武器に全力で自分の走りをお見せしますので応援、ご協力を宜しくお願い致します。



伊藤勇樹


Photo by 飯田様

中古車に1994年式TZR250RS (3XV)を追加致しました。

火曜日, 7月 31st, 2012

 

 

 

ドッグファイトレーシングでは新たに中古車として、94年式YAMAHA TZR250RS(3XV)を制作、販売開始致しました。


▼メーカー:YAMAHA
▼車体:TZR250RS
▼年式:1994年式
▼走行距離:36156km
▼車体番号:3XV-088***


 
価格 ¥598,000-(税込)


今回の販売車両は、エンジン関係は当社にてフルオーバーホール(クランクシャフト、ピストン)してからまだ2000キロの走行です。確認のためエンジンを全バラにして点検し、分解・洗浄・点検・消耗品等は交換。車体関係はサスペンション、ブレーキキャリパー等全てO/H致しました。

また、こちらの車両はキャブレターをTZR250SPRの口径32mmの大型キャブレターを装着。全域でのトルクアップに合わせ、チャンバーも当社のスチールチャンバー(中古・クリーニング済み))に新品のアルミサイレンサーを装着しました。
パワーアップとオーバーレブ特性もより一層向上しております。

尚、当社の中古車について詳しい内容はこちらの中古車制作ページをご参照下さい。


店頭またはオンラインストアでも販売しております。


オンラインストア及び詳しい概要はこちら↓↓


DFR Official Online Store

2012/09/28現在[在庫有り]
※すでにご成約となってしまっている場合がございますので、当社まで在庫の確認をお願い致します。

YZF-R1 RACING PROJECTを更新しました。【レース編Part.2】

日曜日, 7月 22nd, 2012

YZF-R1によるレーシングプロジェクトの内容を更新致しました。

今回は7月8日に行われました、もてぎロードレース選手権第3戦オープンチャレンジクラスの当社チーフメカニックによるレポートです。
第3戦はツインリンクもてぎ東コース開催でした。

今回ももちろんYZF-R1による、オープンチャレンジクラスへの挑戦。JSBマシンとの混走で総合TOPコースレコード更新を目標に走っております!

新しいパーツやタイヤの投入による、第2戦との違いも色々あります。YZF-R1でレースをしている、してみたい方は必見です。

ライダーはもちろんベテラン中澤選手
ウイークから決勝まで詳細をアップしております。


詳しい内容はこちらから↓↓

YZF-R1 RACING PROJECT



当社YZF-R1 RACING PROJECTについてはこちら

もてぎロードレース選手権 2012/07/08 第3戦 オープンチャレンジ

日曜日, 7月 22nd, 2012

2012/07/08 もてぎロードレース選手権 第3戦 オープンチャレンジクラス




マシン:YAMAHA YZF-R1
ライダー:中澤 孝之
エントリー:DOGFIGHTRACING・YAMAHA

予選


もてぎロードレース選手権第3戦。今年唯一の東コース開催となりました。

DUNLOP D211の新コンパウンドのRタイヤTCS(トラクションコントロール)の採用によるテストなどで、足廻りを詰める事が出来ず、前日の走行も雨でなくなってしまったため、ほぼ第2戦(クラスとしては初戦)のままで臨む事に。タイムも出ていないまま不安のレース当日となってしまいました。

しかも・・・。実はレインでの走行は初めて・・・。ぶっつけで、こんな感じ?・・・の大体のセッティングでコースイン。しかもアイドリング回転数を上げる為にちょっと触ったECUマップが大失敗してしまい、アクセルを開けた瞬間にバイクが前に出すぎてしまう状態で物凄く乗りづらかったらしい・・・。水温もラジエターにガムテープを貼りすぎて高かったらしい・・・。(じゃあピットインしてくれよと思いつつ・・・)

結局タイムは1’34.603で総合5番手(クラス1位)。うーんやばい。

決勝


迎えた決勝は、一転してコンディションはドライ。あんなに降ってたのに・・・梅雨のこの時期らしい天気。
とはいえ、皆イコールコンディション。なにせうちのバイクは遅い(他車・他クラスと比べて)ので・・・1周目に前に出ないとそのままレースが終わってしまうと、中澤選手とミーティングを行いました。

そしてシグナル消灯から素晴らしいリアクションを見せてくれてスタート。調度、予選3番手の選手がリタイヤした為、前が開いていたのも幸いして見事ホールショット!2位に1秒くらいの差を付けて1周目を戻ってきた。

さすがはベテラン!

それからは中澤選手、1周目は圧倒的に速く!という予定通りのレースプラン。
そのまま、2位とは1秒くらいの差を保ったままレースは進み、5周目くらいから、いよいよ本命の#704中村選手(JSBインター)が上がってきた。
徐々に差を詰められてきて・・・残り2周にはすぐ後ろに!90°コーナーで一度は並ばれるものの、なんとか抑え込んだ。ショートカットを過ぎた5コーナー進入でまたもやインを突かれるものの、ここも抑え込む。
※この時の攻防が審議の対象に。中澤選手に厳重注意が・・・。

そして迎えた最終ラップ90°コーナー。今度は完全に入られてしまい、どうする事も出来ず2位に後退・・・。その後もなんとか巻き返そうと頑張ってついて行くが、万事休す
総合2位(クラス1位)でチェッカーを受けました。

全日本を走るバリバリのJSBマシンを相手に大健闘の2位であります!改めてYZF-R1の素性の良さを見せられる事が出来たのではないかと思います。

残念なのはベストラップがラストラップだった事。せめて後1日ドライで走行出来ていたら・・・もう少し車体を詰められていたら・・・逃げ切れたのではないかと・・・。タラレバです・・・すいません。

さぁ次はフルコースでのレース!
コースレコードの更新と総合1位を目指してメカニックの私も頑張りますよ~。


リザルト


予選(レイン):総合5位 OPチャレンジ1位 (JSB1000(I)(N) OPM OPC 混走)
タイム:1’34.603

決勝(ドライ):総合2位 OPチャレンジ1位 (JSB1000(I)(N) OPM OPC 混走)
タイム:1’25.488 (BEST TIME) ※コースレコード(東コース)


お知らせ


ただいま、ツインリンクもてぎロードレース選手権第2戦オープンチャレンジにおける優勝・コースレコード記念キャンペーンを実施中です!!

レースで使用した同じ仕様のドッグファイトレーシングオリジナルのチタンフルエキゾーストマフラー(アルミサイレンサー)を定価の40%OFFで限定2本で販売致します。※7/14現在残り1本

¥367,500(税込)→¥220,500(税込)


ぜひこの機会をお見逃しなく!!



オンラインストアからもお買い求め頂けます。
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中古車に1992年式TZR250R(3XV4)を追加致しました。

水曜日, 7月 18th, 2012

12/07/22 ご成約済みとなりました。ありがとうございました。



 

 

 

ドッグファイトレーシングでは新たに中古車として、92年式YAMAHA TZR250R(3XV4)を制作、販売開始致しました。


▼メーカー:YAMAHA
▼車体:TZR250R(3XV4)
▼年式:1992年式
▼走行距離:15005km
▼車体番号:3XV-047***


 
価格 ¥598,000-(税込)


尚、当社の中古車について詳しい内容はこちらの中古車制作ページをご参照下さい。


店頭またはオンラインストアでも販売しております。


オンラインストア及び詳しい概要はこちら↓↓


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2012/07/18現在[在庫有り]
※すでにご成約となってしまう場合がございますので、当社まで在庫の確認をお願い致します。

10’YZF-R1へのDFRマフラー装着画像をUPしました。

水曜日, 7月 18th, 2012
当社で販売しております、09~12 YZF-R1用エキゾーストマフラーをお客様のバイクに装着させて頂きました。ぜひご参考にしてみて下さい。


・YAMAHA YZF-R1 (2010年式)FIATカラー
DFRフルエキゾーストマフラー(ステンレスエキゾーストパイプ+アルミサイレンサー)



当社DFRマフラーを装着させて頂いた、2010年式のYZF-R1です。
エキゾーストサウンドはもちろんの事、FIATカラーのブルーと、アルミサイレンサーのブルーが相まってオーナー様も納得の仕上がりとなりました。
サーキットや走行会に、どんどん足を運んで良い音を響かせて走って頂きたいです!


こちらでもご紹介させて頂いております。


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ドッグファイトレーシング YZF-R1(オープンチャレンジ仕様) TCS編

土曜日, 7月 14th, 2012

 

 

先日行われたもてぎロードレース選手権第3戦の前にコレを付けてみた。

TCS(トラクション・コントロール・システム)


MotoGPでは最早当たり前の装備。一般の市販車にも搭載されてるくらい既に認知度は高いと思う。
うまく機能すれば間違いなく武器になるはず!


事実・・・搭載するには12年型のYZF-R1のECU・ハーネス・メーター・左S/Wボックスをそっくり交換と、かなり手間が掛かってしまう作業だったんだけど・・・。


さてさてテスト当日。R1に乗るのが1か月振りというライダー。TCSは6段階に調整出来るのだけど、とりあえずMAXに効かせてコースイン。
結構減ってるタイヤで59秒2を記録して5周でピットイン。まぁ悪くは無い感じで。

ライダーのコメントを聞くとそんなに違和感は無いとの話・・・。そう言えばフロントが浮かないぐらいかなぁと。
1本目はそのままで走行してもらい終了。
慣れてくるとやっぱりTCSが効きすぎてくるポイントがあるらしく、最終的には1段階まで落として走行していたらしい・・・。

確かに2速での立ち上がり時にはフロントが浮き上がらないし楽らしいのだが、3~4速の時は逆に邪魔になってくると。それと・・・最も気になるフルバンク時の効果はあまり無いらしく、転倒寸前の危ない目にもあったとの事・・・。 確かにこのテスト走行は新品のタイヤでは無いし判断するのは難しいが、レース時には使えるのでは無いかと思う。ライダー的には慣れる時間が欲しいと・・・確かに。


結論としては、もう少しこちら側で細かいTCSの設定が出来ればうれしい。例えばTCSを効かせるギア段数であったりアクセル開度だったり。
しかし、最初ポン付けでここまで効いていたというのは初年度としては良く出来ているのでは??
先にも書いたが、もっと熟成すれば、確実に武器になることは間違い無いと思う。


次回は7月8日に行われたもてぎロードレース選手権第3戦の模様を近日中にお伝えしますね~!






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