TCS(トラクション・コントロール・システム)
MotoGPでは最早当たり前の装備。一般の市販車にも搭載されてるくらい既に認知度は高いと思う。
うまく機能すれば間違いなく武器になるはず!
事実・・・搭載するには12年型のYZF-R1のECU・ハーネス・メーター・左S/Wボックスをそっくり交換と、かなり手間が掛かってしまう作業だったんだけど・・・。
さてさてテスト当日。R1に乗るのが1か月振りというライダー。TCSは6段階に調整出来るのだけど、とりあえずMAXに効かせてコースイン。
結構減ってるタイヤで59秒2を記録して5周でピットイン。まぁ悪くは無い感じで。
ライダーのコメントを聞くとそんなに違和感は無いとの話・・・。そう言えばフロントが浮かないぐらいかなぁと。
1本目はそのままで走行してもらい終了。
慣れてくるとやっぱりTCSが効きすぎてくるポイントがあるらしく、最終的には1段階まで落として走行していたらしい・・・。
確かに2速での立ち上がり時にはフロントが浮き上がらないし楽らしいのだが、3~4速の時は逆に邪魔になってくると。それと・・・最も気になるフルバンク時の効果はあまり無いらしく、転倒寸前の危ない目にもあったとの事・・・。 確かにこのテスト走行は新品のタイヤでは無いし判断するのは難しいが、レース時には使えるのでは無いかと思う。ライダー的には慣れる時間が欲しいと・・・確かに。
結論としては、もう少しこちら側で細かいTCSの設定が出来ればうれしい。例えばTCSを効かせるギア段数であったりアクセル開度だったり。
しかし、最初ポン付けでここまで効いていたというのは初年度としては良く出来ているのでは??
先にも書いたが、もっと熟成すれば、確実に武器になることは間違い無いと思う。
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