Archive for 12月, 2012

冬季休業のご案内

木曜日, 12月 27th, 2012

冬季休業のご案内


2012年12月29日~2013年1月4日


※尚、お預かりしております車両のお引き取りは29日もご対応させて頂きます。

オンラインストアの発送業務も28日までとなります。

通常営業は2013年1月5日からとなりますのでお客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

YZF-R1 RACING PROJECTを更新しました。【レース編Part.4】

木曜日, 12月 13th, 2012
YZF-R1によるレーシングプロジェクトの内容を更新致しました。

今回は11月18日に行われました、もてぎロードレース選手権第5戦オープンチャレンジクラス&JSB1000(N)クラスへダブルエントリーした模様を、おなじみ当社チーフメカニックによるレポートです。
第4戦はツインリンクもてぎフルコース開催でした。

マシンはもちろんYZF-R1。このレースでは全日本で藤田が使用したエンジンを投入。更なるタイムアップを目指して参戦しました。

今回も事前の練習時間が少ない中、仕様が変わった車両、そしてライダーの怪我・・・等々、直面した問題がありましたがオープンチャレンジクラス年間チャンピオンを奪取が目的。

ライダーはもちろんベテラン中澤選手
ウイークから決勝まで詳細をアップしております。


詳しい内容はこちらから↓↓

YZF-R1 RACING PROJECT



当社YZF-R1 RACING PROJECTについてはこちら

もてぎロードレース選手権 2012/11/18 第5戦 OPC&JSB1000

木曜日, 12月 13th, 2012

2012/11/18 もてぎロードレース選手権 第5戦 OPC&JSB1000クラス




マシン:YAMAHA YZF-R1
ライダー:中澤 孝之
エントリー:DOGFIGHTRACING・YAMAHA

オープンチャレンジクラス&JSB1000クラス、2クラス優勝!!
オープンチャレンジクラス年間チャンピオン決定!!パチパチパチ・・・
と結果だけ書くと華々しいのですが、僕等の中では惨敗でした。


レースウイーク


今回は前回のブログに書いた通り、JSBで藤田が使っているエンジンを載せました。今まで使用していたエンジンがそろそろメンテナンスの時期でもあったし、それならちょっと距離は走っているが全日本で使ったエンジンを載せちゃった方が楽かなと思って。前回のレースでは転倒してしまったが、目標に近いタイムは出たし、ある程度ののセッティングデータは取れたので、最終戦ハデに行きますかと思い・・・

今回も今まで同様、練習の時間が取れませんでした。(バイクも前回の転倒からしばらく放置・・・全日本が終わってから修理を始めるという状態です。)思いのほか重症で、フロント周りは全部ダメ。かなりの金額になりました・・・。

そんなこんなで練習に行けたのが1週間前の金曜日。その後はレース2日前の特別スポーツ走行のみ。この日である程度のセッティングを出す必要がありました。
何を今更と思うかもしれませんが、まずミッションが違います。クロスミッションが入っているので今までと同じギアで走れないのです。あと、リアサスペンションも全日本で使用しているオーリンズを投入しました。前回のレース後にもう一踏ん張りして欲しいと。各コーナーの立ち上がりでアクセル開けた時のガッツ感が欲しいとライダーが言っていたので、じゃあ付けちゃおうかと。・・・ただデータが無いんです。
春先の全日本の時とはかなり仕様が違ってきていて・・・

もし普段TTXを使っていて同じ仕様にしたい方がいればご相談下さい。YZF-R6もYZF-R1もそれぞれ全日本車と同仕様に出来ます。かなり激変するはずです。圧側のバルブ周りを結構変更しています。仕様違いも含めかなりのテストを繰り返しました。

後は、車体の確認ですね。前回の転倒からかなりの部品を交換したので違和感等は無いか?など。まだまだ有りまして燃調のセッティングもまた一からです。
とにかく時間が足りない。前もって打ち合わせはしていたのですが、走ってみないと解らない事が多すぎて、いざ走ってみると予想通りギアが合わない・・・。色々変えてみたのですがやっぱりダメで手持ちのギアではどうにもならない状態。とりあえず全日本と同じギアで行く事に。リアサスペンションは割とイイ感じのようで、スプリングの交換等も無しの微調整でなんとかなりそうな感じ。
2本目が終わって58秒5がベスト。このままじゃ帰れないよとライダーと話をして、もっとプッシュしろと言ってしまったのです。これがいけなかったのかなぁ・・・。3本目の走行開始から3周目のV字コーナーで転倒してしまったのです。この日は東コーススタートのフルコース走行。見えたんです

転がっていくところが。

結構な勢いでした・・・。あわててV字コーナーまで行くとライダーは大丈夫そう。バイクは・・・?

当社はレーシングチームでは無く、レースもやってるバイク屋さん(僕はそう思って働いています)の為レースばかりでなく一般業務もあります。夜、仕事が終わってからの作業だけでは間に合わないので、休みも修理に当てて、なんとか金曜に間に合わせたんです。
そしたらですよ?中澤選手が体が痛いと・・・とりあえず乗ってみるとどうにもならないと・・・(次の日病院に行ってとりあえず痛み止めをもらいに行ったらレントゲンを撮られてしまいヒビが入っている事が判明)・・・参りました。バイクはまとまってきたのですが、この日のベストは58秒8。マズイ・・・

予選


迎えたレースの日曜日。土曜日の雨の影響で路面はウェット(またしても・・・3回連続です・・・)。今回はクラスの走行順が変わり4番目。乾くだろうと思っていたら中々乾かない。11月のもてぎ朝9時の路面温度は1ケタ・・・どうしよう・・・。
前のクラスのST600のトップが2分8秒だったかな?リアはドライで間違いないけどフロントが判らない。中澤選手の体も考えてレインタイヤで行く事にしました。
これがまた失敗。3周目にピットインしフロントタイヤを交換する事に。今回は予選時間が15分しかなく、交換が終わって行こうと思ったら残り1分を切っていてピットロード閉鎖。

まさかの予選19番手・・・。

決勝


そして決勝。とりあえずオープンチャレンジのチャンピオンだけはどうしても欲しいとサインボードの順位もオープンチャレンジの順位を出して欲しいと、ライダーの中澤選手は決してレースを諦めていませんでした。

決勝レースがスタートし、いつもなら抜群のスタートを決める中澤選手も今回ばかりはギア比が凄いロングなのとクラッチミートがシビアなのが相まってどうにもならない感じで。ほぼ予選順位くらいで1コーナーへ。転倒車両がいたりで1周目帰ってきた時はすでに10位に。この時すでにオープンチャレンジクラスではトップでした。

その後は周回ごとに順位を上げていき、残り2周でJSBのトップも抜いて総合4番手まで順位を上げました。とにかく無事でこのまま帰ってきてとばかり考えてました。

そしてチェッカー。

迎えに行くとバイクを降りた瞬間に倒れ込む有様・・・よくこんな状態でバイクに乗っていたなと。とりあえず無事でよく帰ってきてくれたと。そして2クラスで優勝。本当に頑張ってくれました。中澤選手ありがとうと言いたいです。
ただ・・・。僕等が思い描いていた結果でない事はあきらかです。正直すごく残念だし悔しいです。

この一年、なるべくお金をかけないでどこまで行けるかを目標にやってきて、ドッグファイトレーシングでは「こんな感じかな?」というデータを取れたと思っています。この貴重な財産をお客様にどんどん還元していきたいと思っております。レーサーだけでなく街乗り車両も含めて、早速反響が有ったのも事実です。もしYZF-R1に乗っていて、聞きたいことなどありましたら、お気軽にお問合せ下さい。何でも話ますよ~。隠すような事は何もありません!(JSBエンジンはちょっとだけ言えない事がありますが・・・)よかったら是非、お店まで来て下さい。 車両はいつでも置いてありますので、実際に見てもらったり跨ったりしても大丈夫です。R1の話をしましょう。お待ちしております。

メカニックの中川でした。

リザルト


予選(ハーフウェット):総合19位 OPC-3位 JSB(N)-4位 (JSB1000(I)(N) OPM OPC 混走)
タイム:2’07.885

決勝(ドライ):総合4位 OPC-1位 JSB(N)-1位 (JSB1000(I)(N) OPM OPC 混走)
タイム:1’58.021 (BEST TIME)

オープンチャレンジクラス:年間チャンピオン獲得


2012′ 11/24 アジア選手権Rd.6カタール ライダーコメント 伊藤勇樹

日曜日, 12月 2nd, 2012

ライダーコメント 伊藤勇樹


ライダー:#19 伊藤勇樹
クラス:SS600

2012′ 11/24 
アジアロードレース選手権 第6戦 カタール ロサイルインターナショナルサーキット

予選:4位
決勝:H1  5位   H2  4位


レースコメント

予選
今回もペトロナスヤマハさんのご協力により、アジア選手権の最終戦が開催されるロサイルサーキットがあるカタールに訪れることが叶いました。

砂漠の真ん中にあるカタールは、日中は40度近くまで気温が上がるため、レースは夜間に開かれます。初めて走る夜のサーキットはとても神秘的で、飛んでいるような気分でした。

フリー走行を走ってみると、思っていた以上にコーナー自体が広く感じ、更にコース上には砂漠の砂が乗っかっていて非常に滑りやすい上、どこのラインが正解か分からない状態。しかし、そんな理屈を考えるようなサーキットではないと判断し、ハイスピードを保ったままコーナーを曲がって行く。フィーリングをしっかり掴め、初日を5番手で終え翌日の予選に備えました。

予選ではチームスタッフさんのお陰もあり、マシンの調子も良い状態。コースインをしてタイムアタックすると、コーナーリングもスムーズに曲がって行き、コーナーの脱出スピードも前日とは比べものになりませんでした。これで自信がつき、全力でアタックを開始し僅か2周で前日のタイムを大きく超えトップに立ち、このタイムならそう簡単には抜かれないと思っていました。
しかし、この後に藤原選手、アズラン選手、そしてチームメイトのザムリ選手にかわされ4番手に後退。一旦落ち着いたところで今度は決勝に合わせたセッティングを探す方向に切り替え再度コースイン。この後も順位は変わらず4番手で予選を終えましたが、良い方向性が見つかったので得意のスタートで巻き返しを計りました。


決勝レース1
レース1でグリッドに着いた時、改めてここで初戦の世界選手権が開催される場所だという事実に圧倒されました。もちろん、ツインリンクもてぎでも開催されますが、また違う感覚を感じました。

レース1のスタートはやや失敗。それでも5番手で1コーナーに進入する。しかし、イン側から接近してきたライダーに弾かれてしまい6番手に後退。それでも1台かわして1周目を5番手で通過しました。

3周目、後方を確認すると6番手以降のライダーの差が開いていたので前方にいるアズラン選手、藤原選手、ザムリ選手、そして清成選手を追いました。しかし、15周あるレースのうち僅か5周目にリヤタイヤのスライドが始まり上手くライディング出来ない状態。それでも懸命に前方のライダー達を追いました。ところが9周目辺りから、3番手に順位を落としていたアズラン選手が失速。チャンスと思い慎重にペースを上げていき、12周目辺りに3番手争いの真後ろに着き、最終コーナーで藤原選手をかわし4番手。
しかし、13周目の1コーナーで再び藤原選手に先行を許してしまいます。その後も3番手争いの後方でチャンスをうかがうも5番手でチェッカーを受けました。
惜しくも表彰台を逃しましたが、確かな手ごたえを感じたレース1。レース2に向けてしっかり気持ちを整理する必要がありました。


決勝レース2
迎えたレース2。ここではややスタートが決まり、アズラン選手、藤原選手の後方3番手。前半セクションで車体の安定性がレース1よりもあることに気付きました。その安定性を生かし、最終コーナー進入で藤原選手のパスに成功。2番手でコントロールラインを通過。
しかし、再び藤原選手が浮上。更にはザムリ選手まで上がり、これで4番手に落ちてしまいました。更には、清成選手にもかわされ5番手に後退。

3周目、4番手の藤原選手が上位3台から遅れ始め差が開いていきました。かわすにも藤原選手をパスするのは簡単ではないと慎重にラインを見極めました。そして、6周目に藤原選手を1コーナーの進入でパスに成功。前方にはザムリ選手が走行。しかし、差が激しく開いていた上、再び序盤でタイヤがスライドをし始め苦しい展開。後方を確認すると藤原選手との差が大きくなっていました。しかし、前方3台のマシンは開くばかり。前後方とも離れてしまいペースも掴みづらく慎重にマシンコントロールをする他ありません。

そのままポジションをキープし、4番手でチェッカーを受けました。またしても表彰台を逃し最後のレースを終えてしまいましたが、スポット参戦でランキング5位。本当に光栄に思います。


レースを終えて
今年一年、皆様のご協力があり、無事に走り切る事が出来ました。この一年間多くの皆様からの応援や御協力もあり、長年の夢であったアジア選手権での参戦が叶いました。本当に有り難う御座いました。
来年はアジア選手権チャンピオンを目指し、精進して参ります。皆様の変わらぬ応援、御協力を宜しく御願い致します。


伊藤勇樹