Archive for 4月, 2010

2010′ 4/18 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4 総括

火曜日, 4月 20th, 2010

レース結果報告


藤田拓哉・JSB1000 マシントラブルにより無念のリタイヤに終わる!

2010年全日本選手権第2戦が4月18日・鈴鹿サーキットで開催されました。
今大会は4輪のフォーミュラニッポンとの合同開催となりました。
そのレース結果をご報告致します。

イベント名  全日本選手権 第2戦
日時・場所 2010年4月18日・鈴鹿サーキット
観客動員数 30,500人


レース結果


JSB1000 #88 藤田 拓哉  予選 33位  決勝 リタイヤ

JSB1000・藤田拓哉


鈴鹿サーキットは昨年GP250で東コースしか走った事が無い藤田にとって今大会は非常に厳しい展開が予想された。事前テストに2度参加したもののベストタイムは2分18秒フラットとタイムを伸ばす事が出来ないままレースウイークを迎える事となった。

それでもサスセット、ギアレシオなど大まかな方向は固まり、レースウイークでまとめてゆく事で目標タイムは2分15秒台を設定して臨んだ今大会。

金曜日のフリー走行はあいにくの天候となり、午前中の走行も小雨交じりの走行、午後は本格的な雨となり、ウエットでの走行となってしまい、ドライでのタイムアタックが出来ないまま公式予選を迎えた。

公式予選はドライコンディションとなり気温も徐々に上昇し、まずまずのコンディションとなった。藤田は落ち着いた走り出しでタイムを更新して行き、3周目に2分18秒を記録。更にペースを上げセクター1、2と自己ベストを更新。

このままいけば16秒台に入りそうな展開であったが、上位陣の転倒により赤旗が出され中断となってしまった。それでもマシンのセットアップの状況は良好で、微調整を加えてコースクリアと共に再びタイムアタックに出る藤田。今度は遅い集団に引っかかってしまいペースが上がらない。ヤキモキしていると8周目に突然のピットイン。なんとエンジントラブルが発生してしまいここで予選を終える事となってしまった。

原因を究明するメカニックがクランクシャフトの破断を確認。エンジンの交換をして決勝に臨む事となった。

自己ベストを更新する事は出来なかったものの、それでも公式予選タイム2分18秒794で33番グリッド獲得。鈴鹿の猛者が集まる中、初コースで予選突破を果たしてくれました。 エンジン交換をして翌日のフリー走行では、ミッションの違いなどの細かなチェックを行いながらの走行で2分18秒697を記録。予選タイムを更新して総合28番手と上昇の気配を見せはじめていた。

迎えた決勝。後方から無難なスタートを決めた藤田だが、オープニングラップの集団が駆け抜けてゆく中に藤田の姿が無い。なんとピットイン。クラッチトラブルが発生していた。少しでも走らせたいと願いクラッチ交換を行い再びコースに復帰するが、コース半周ほどで再びクラッチが滑ってしまいピットイン。リタイヤとなってしまった。

DOG FIGHT RACING の次回のレースは、九州・オートポリス(全日本選手権 第3戦)となります。問題を解決し、南の地からの復活を目指し頑張って参ります。 引き続き応援いただけますよう、宜しくお願いいたします。

ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明

今回、鈴鹿にて藤田拓哉の単独取材を戴きその内容がAll About「モータースポーツ」に記事がアップされました。期待の新生としてご紹介戴き、藤田自身のコメント共に掘り下げた内容となっておりましたのでご紹介いたします。

http://allabout.co.jp/auto/motorsports/


全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4 ライダーコメント・藤田拓哉

月曜日, 4月 19th, 2010

☆ライダーコメント☆


ライダー:#88 藤田拓哉
クラス:JSB1000

2010′ 4/18 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4


第1戦目、第2戦目と皆さまのサポートので出場することができました。
スポンサーの皆様ありがとうございます!

木曜日から現地に入り、金曜日は練習をしました。
しかし天気の悪さにみまわれて、雨の走行になってしまいました。
土曜日になり、予選が始まりタイムを出しにアタックして18.7を出し、その後もアタックして行ったら、16.17秒が出そうな周回に赤旗になってしまい帰ってきて、もう一度アタックをしました。

しかし次は自分のマシンが壊れてしまい、予選を走ることが出来なくなりました。が、決勝は明日!と気持ちを切り替えて、日曜日を迎えました☆

日曜日になりモチベーションもぐんと高まり、決勝がスタートしました。
スタートが上手くいき良い順位でS字コーナーに向かいました。
しかし急にアクセルが重くなり、回転が急に上がってしまうようになり、走ることが出来なくなり、ピットに帰ってきて、マシンを直しもう一度走ってみました。

しかしトラブルは改善されず、リタイアになってしまいました。
悔しい気持ちを次のオートポリスにぶつけたいと思います!!
頑張りますので、ご声援宜しくお願い致します☆彡

2010′ 4/4 全日本選手権(開幕戦) 第1戦 筑波 総括

木曜日, 4月 8th, 2010

レース結果報告


先日開催されました全日本選手権・開幕戦(筑波)のレース結果をご報告いたします。

JSB1000とST600、合計4名での参戦となりましたがそれぞれに成長と課題を見出す事が出来た大会でした。皆様のご支援のおかげをもちまして、今大会を無事迎える事が出来ました事を、御礼申し上げます。

また、当日はツイッター(つぶやきブログ)でレース実況を行ないましたが、
テスト実況にもかかわらず予想以上の反響や応援をいただく事が出来ました。
今後のレースでも引き続き実施を予定中です。

尚ツイッターの入り口を近日当社HP上にリンク予定ですので完成しましたら改めてご案内させて頂きます。まずは取り急ぎレース結果をご報告させていただきます。

阿久津晃輝 全日本開幕戦・予選6番手からスタートし決勝8位で8ポイント獲得!

藤田拓哉・JSB1000デビューレースで12位完走。4ポイント獲得!

2010年全日本選手権第1戦が4月4日・筑波サーキットで開催されましたレース結果を
ご報告致します

イベント名 全日本選手権(開幕戦) 第1戦
日時・場所 2010年4月4日・筑波サーキット
観客動員数 1万6100人


レース結果


ST600  #39 阿久津晃輝  予選 6位  決勝 8位
ST600  #76 伊藤 勇樹  予選 30位  決勝 リタイヤ(マシントラブル)
ST600  #70 稲垣 尚樹  予選 不通過
JSB1000 #88 藤田 拓哉  予選 17位  決勝 12位

ST600・阿久津晃輝


全日本選手権初参戦となったデビューレースの筑波大会において、ヤマハYZF-R6を駆る阿久津は常にリーダーボード上位に表示される鮮烈なデビューを飾った。事前テスト、レースにおいて着実に目標タイムを刻み続けて迎えた開幕戦の筑波で、公式予選1回目で目標の58秒台をクリア。午後に行なわれた2回目の公式予選では更にそのタイムを詰め58秒725のタイムを叩き出し総合6番手のセカンドローを獲得した。

迎えた決勝。得意のスタートでホールショットを奪い表彰台をイメージしていた阿久津は、力が入りすぎたためか、ここ数年で初となる痛恨のスタートミス。オープニングラップで12番手にまで沈んでしまう。しかしそこから慌てる事無く着実に一台ずつ前車を抜き去りポジションアップ。

3周目には前年度ランキング2位の同じヤマハ車の中富選手を抜き去り、タイムも予選タイムを更新する58秒481(決勝で4番手のタイム)を記録して9番手にまで浮上。トップ集団の最後尾に追い着く驚異的な追い上げを見せた。

レース終盤激しく順位が入れ替わり、最終ラップには転倒者も続出する荒れた展開の中、デビューレースの阿久津は冷静にそしてアグレッシブに走りきり8位完走を果たした。

JSB1000・藤田拓哉


史上最年少で国内最高峰・JSB1000クラスに臨む藤田。まだまだマシンを自分の物とする状態には程遠い状況で迎えた開幕戦の筑波。事前テストでの転倒によりブレーキングに一抹の不安を抱えながら迎えた公式練習で自己ベストには及ばないながらも58秒9までタイムを詰め徐々に調子を上げてゆく。

そして向かえた公式予選。積極的にタイムアタックに出る藤田は7周目に自己ベストと同タイムとなる58秒7を記録する。そこからピットインを繰り返しセットアップを詰めてゆくがなかなかタイムを更新できない。

1時間の長い予選時間の中、一度ピットに戻った藤田はリヤタイヤをフレッシュに替え、最後の10分間に集中してタイムアタックに出る。一気にペースを上げた藤田は58秒台を連発するがタイムを更新するまでには至らない。そして迎えたらストラップに100分の2秒タイムを更新して58秒724で総合17番手を獲得した。

迎えた決勝レース。曇り空の下、冷たい空気が吹き込み気温は10度まで低下。時折雨粒が落ちてくる状況の中定刻の2時10分に30周のレースがスタートを切った。冷静にスタートを決めた藤田は周囲に飲み込まれること無く第一コーナーに侵入。オープニングラップで15番手と二つポジションを上げてコントロールラインを通過。

2周目に入り伊藤選手が転倒。続く3周目には秋吉選手が転倒と、低い路面温度に影響されたのか上位陣に転倒者が続出。そのような中、藤田は前方の小西選手を抜きさり12番手までポジションを上げる。前が開いた藤田は更にペースアップを図るが、第一コーナーでフロントが大きく切れ込み転倒寸前となる。何とか持ちこたえた藤田だったがペースが鈍り一度抜いた小西選手に再び抜き返されてしまう。

レース序盤にペースを落とし前車に後れを取った藤田だったが、中盤に入り58秒台にタイムを上げ徐々にその差を詰めてゆく。15周目に自己ベストを更新する58秒6を記録して前方の10番手集団に追い着くと、23周目に高橋選手を抜いてポジションアップ。しかし同時に後方から追い上げてきた須貝選手にパスされてしまう。

レース終盤まで58秒台で走りきった藤田は惜しくも須貝選手を捉える事が出来ずそのままの順位でチェッカーを潜った。

ST600・伊藤勇樹


1年のインターバルを置いて全日本選手権・ST600クラスに復帰した伊藤。このレースウイークで最も著しい成長と頑張りを見せてくれた。4サイクルビッグマシンへのスイッチは無難に進んだものの筑波の壁である1分の壁を破る事が出来ないまま迎えたレースウイーク。

予選落ちなど経験した事の無い伊藤にとって決死の覚悟で臨んだ公式予選でついに59秒台に突入。午後の公式予選2回目では更にそのタイムを詰め59秒736を記録。ぎりぎりで決勝グリッドを獲得した。

迎えた決勝。最後尾からスタートした伊藤はオープニングラップで5台を抜き去り25番手にジャンプアップ。目前にはベテランの東浦選手を捕らえここから激しいドッグファイトを展開。

隙を見せない東浦選手を激しくプッシュする展開で周回を重ねていった10周目に突如ピットに帰ってきた伊藤。マシンにクラッチトラブルが発生していた。調整を行いコースに復帰するもののやはり完全には修復が出来ず無念のリタイヤとなった。

ST600・稲垣尚樹


阿久津と共に国際A級に昇格した稲垣にとって全日本選手権のレベルの高さを痛感するウイークとなった。周りのチーム員に対しタイムの伸びない稲垣は、その焦りから直前のテストで転倒を繰り返してしまい、左手首を負傷。満身創痍の状態で臨んだ公式予選だったが、自己ベストにも及ばない1秒512のタイムで残念ながら決勝に駒を進める事が出来なかった。

総括


開幕戦を向かえ、この場に立つ事が出来る環境を整えて頂きましたスポンサーの皆様に、深く感謝いたします。

DOG FIGHT RACING の次回のレースは、2週間後の鈴鹿2&4レース(全日本選手権第2戦)となります。JSB1000クラス・藤田のみの参戦となります。

引き続きご声援頂けますよう、宜しくお願いいたします。

ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明


全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・伊藤勇樹

水曜日, 4月 7th, 2010

☆ライダーコメント☆


ライダー:#76 伊藤 勇樹
クラス:ST600

2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波


開幕戦の筑波は、僕にとっては約二年ぶりの全日本復帰戦になります。 今年からST600クラスと言うことで、初めてのクラスに挑戦です。

結果は予選は通過したものの決勝はトラブルによりリタイアという形になってしまいました。しかし、皆様に支えられてまたこの全日本に戻れてこれたので次のオートポリスは入賞を目指して頑張りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。



全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・阿久津晃輝

火曜日, 4月 6th, 2010

☆ライダーコメント☆


ライダー:#39 阿久津 晃輝
クラス:ST600

2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波


今回が初めての全日本参戦となりますが、冬場の練習から良いタイムが出ており、とても自信がありました。木曜日から走行しましたが、自己ベストを更新することができ、58秒まで後少しの所までいけました。

予選は狙い通りに1回目で自己ベストを更新し58秒に入りました。
路面温度が上がった2回目では、さらに更新し、58秒7まで出す事ができ、目標だった2列目までの6位となりました。

決勝ですが、スタートでミスをしてしまい13位まで落ちてしまいました。
焦らずに自己ベストを更新しながら追い上げる事ができ、6位争いの集団の後ろにつけました。

しかし、前の選手を抜く事が出来ずに、そのままチェッカーとなりました。
結果、予選6位の決勝8位、ベストが58秒4となりました。
次はSUGOになりますが、今回よりも上位を目指して頑張りますので応援よろしくお願い致します。


全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・稲垣尚樹

月曜日, 4月 5th, 2010

☆ライダーコメント☆


ライダー:#70 稲垣 尚樹
クラス:ST600

2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波


今回は自分の思ったようにバイクを走らせることができず、不本意な結果に終わってしまいましたが、先は長いので気持ちを切り替えて今後も全力で攻めていきます。 応援よろしくお願いいたします。