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2012′ 05/13 全日本選手権Rd.3筑波 ライダーコメント 藤田拓哉

土曜日, 5月 19th, 2012

ライダーコメント 藤田拓哉


ライダー:#33 藤田拓哉
クラス:JSB1000

2012′ 5/13 全日本選手権 第3戦 筑波サーキット

今回もたくさんの方々の支援をしていただき、参戦することができました。
スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様ありがとうございました。


レースコメント

予選
金曜日のテストから順調にタイムを上げていき、セットも決まっていき、予選に向けて順調に進んでいきました。
予選では、セットの微調整をして更にに詰めていき、ベストタイムを更新して7番手で予選を終えました。


決勝

スタートしてから焦らず冷静に一人ずつパスをしていこうと思い、前の選手がミスをしたので、第2ヘアピンでインを刺しにいきました。
しかし決勝なので相手も負けじとインをふさいできて、自分も止まりきれずぶつかってしまい転倒してしまいました。
そして再スタートを切れましたがマシンの損傷が大きくリタイヤで決勝を終えました。



スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様、ご支援ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。


JSB1000 #33 藤田拓哉

藤田選手&伊藤選手のオリジナル応援Tシャツの限定販売を開始しました。

月曜日, 4月 23rd, 2012


ドッグファイトレーシングでは2012年全日本ロードレース選手権シリーズに参戦する藤田拓哉選手(JSB1000)伊藤勇樹選手(ST600)のオリジナル応援Tシャツの限定販売を開始しました。



販売価格 各\3,150(税込)
サイズ:【S】【M】【L】

※各サイズ数量限定となっております。品切れの際はご容赦下さいますようお願い致します。

 

 

こちらのTシャツの売り上げは藤田選手、伊藤選手のレース活動費の一部となります。お買い求め頂いた皆様のお気持ちを乗せて全力でレースに臨んで参ります。

ぜひこの機会に当チームのファンの方!藤田選手、伊藤選手のファンの方!このTシャツを着て応援にお越しください!
皆様のご支援よろしくお願い申し上げます。



 

こちらDOG FIGHT RACING OFFICIAL ONLINE STOREよりお買い求め頂けます。
ぜひともご覧になって下さい。

 

 

DFR Official Online Store

2012′ 04/15 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4 総括

月曜日, 4月 23rd, 2012

2012′ 4/15 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4



藤田拓哉・JSB1000クラス
15位・6ポイント獲得!

全日本選手権の第2戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
そのレース結果をご報告致します

イベント名 全日本選手権 第2戦 2&4
日時・場所 2012年4月15日・鈴鹿サーキット


レース
JSB1000 #33  藤田 拓哉  予選21位  決勝15位

JSB1000・藤田拓哉


開幕戦茂木大会から2週間で全日本第2戦、鈴鹿2&4が始まった。

初日はドライコンディションで午前中は日差しも強く暖かな春の陽気の中、公式練習1本目が行われた。
拓哉は昨年最終戦で出した2分12秒3の自己ベストを更新するために準備を整え乗り込んできた。
茂木でトラブったパーツも無事修復が間に合い、コースインと共に徐々にペースを上げてゆく。初日は茂木の後遺症で慎重になっていることも手伝ってか、いつものような思いきりのよさがなく探りながらの走行。ピットインを繰り返し、セッション終盤に2分14秒を記録して16番手で1本目の走行を終える。

さすがに鈴鹿は猛者が多く、鈴鹿8時間耐久に向け元ファクトリーライダーたちが大挙してエントリーしてくる。おまけに辻村選手など復活組みも加わりトップ12に入るのも厳しそうな面々。しかしそろそろこんな親父たちを蹴散らさなきゃ前に進むことが出来ない。気を取り直して午後の走行に臨む拓哉。真っ先にコースインしてトップライダーたちに喰らいつくと一気にペースアップ。13秒台を超えて12秒台に突入。初日の目標には少し足りなかったがマシンセットもまとまり始めてきた。しかし今回は周囲のタイムアップがものすごい。10秒台に入れないとトップ12にも入れないほど全体のレベルが上がっている。路面が再舗装されて綺麗になったことなどもあるようだが、皆気合が入っている。

土曜日の天気予報は天候が再び急降下。夕方には早くも雨が落ちてきた・・・。
なんとしてもトップ12に残りノックアウト予選でQ3進出を目指してミーティング。
いくつかの改善点も見つかり、まだまだタイムアップの伸び代はあるので、うまくまとめていきたいと思う。ちなみに現在のセクタータイムのベストを合計すると仮想タイムは2分11秒731.まずはここをクリアして10秒台に近づけて行かなければ。


予選


土曜日の朝は雨が降り続いていたが予選開始前あたりから雨が上がりコースは周回ごとにコンディションが変わる難しい展開が予想された。定刻になりウエット路面で公式予選がスタートした。しかし1周目にMCシケインでオイルが出て赤旗中断に。大量に出たオイルはウエット路面で広がり、コース清掃に長い時間がかかってしまった。急遽ライダーミーティングが行われ夕方に30分の計時予選が行われることが決定された。天候は急速に回復し日差しが出始め、ピットウォーク、フォーミュラ日本の予選などが行われる頃には路面は完全にドライにかわる。

16時20分から30分の公式予選が始まった。拓哉は2周目に2分16秒とペースが悪い。中団グループのライダーに引っかかりペースが上がらないまま予選序盤の時間を使ってしまう。一度ピットに戻った拓哉はリヤタイヤを交換して再びコースイン。ようやくペースが上がり始めたものの2分13秒台に入った所でチェッカーとなってしまい21番手と出遅れてしまった。土曜の夜はメカニックと深夜までミーティングを行い、セッティングやライン取りなどを一つ一つ検証。日曜日のフリー走行での奮起を狙った。


決勝


迎えた決勝朝
天気は晴れで気温も上昇。フリー走行直前には路面温度も30度まで上がり上々のコンディション
真っ先にコースインした拓哉は気合十分。柳川選手の背後について一気にペースを上げてゆく。
セーフティーカー導入練習でピットインしたタイミングでタイヤをフレッシュに交換して再びコースへ。
ペースを上げていった4周目に入り各セクターでベストを更新していくと遂に11秒台に突入。フリー走行を総合13番手のタイムで終えた。

天候に恵まれた日曜の決勝は観客も大入りでグランドスタンドを埋め尽くす多くの観客の注目が集まる中11時45分に15周の決勝のスタートが切られた。
まずまずのスタートを切った藤田は18番手前後にジャンプアップしてヘアピンを通過。しかしこの先のスプーンコーナー進入でイン側のマシンと接触し、コースアウトしてしまう。幸い今のスプーンコーナーはランオフエリアがアスファルトのため再びコースに戻ることが出来たが23番手まで順位を落としてしまう。

オープニングラップを23番手で通過した拓哉はここから怒涛の追い上げを開始。2周目に2台を抜いて21位に、3周目にも2台を抜き去り19番手にポジションを回復。4周目に1台、5周目にももう1台を交わし、ポジションアップ。前方との間隔が開いた6周目には11秒台にタイムを上げ一気に敵の背後につけた。そして9周目、片平選手を交わし16番手にポジションアップ。ここから最終ラップまで片平選手と抜きつ抜かれつのドッグファイトが展開される。(レースはやっぱりこのドッグファイトが無くっちゃね!)

ラスト2周となったところで芹沢選手が転倒し、二人の争いはポイントゲットの15位争いに変わった。最終ラップに突入。第1コーナーで片平選手を交わした拓哉は最後のプッシュで引き離そうとするが片平選手も懸命についてくる。二人の争いはバックストレートに入り、スリップストリームから横に並びかけられるが接触しながらのブレーキングで競り勝ちそのまま最終コーナーへ。そして15位でチェッカーを潜り貴重なポイントを獲得した。


総括


今回の鈴鹿は8時間耐久に向け多くのライダーが参戦し、久々にレベルの高い争いが展開された。
藤田も12秒台で周回し、11秒を記録したものの15位止まり。前の集団は10秒台を連発して離されてしまい最後は20秒以上離されてしまった。10番手争いの集団が団子だったので予選の順位をフリー走行ぐらいまで上げていけばこの集団で闘うことも出来ただろう。ワンランク上の走りを掴むチャンスだっただけに予選が悔やまれる。しかし前回茂木のような尻すぼみではなく、上向きな状態でレースウイークを締めくくることが出来たのはよい流れだ。

次はホームコースの筑波。初日からしっかりと上位に喰らいついていかなければいけないね。

今回の鈴鹿でも多くのアドバイスや、ご支援・ご声援を戴きライダー&スタッフはまたひとつ成長することが出来た。特にヤマハのアドバイザーには的確なアドバイスを戴きチームを前進させることが出来た。感謝感謝である。


ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明

2012′ 04/15 全日本選手権Rd.2鈴鹿2&4 ライダーコメント 藤田拓哉

火曜日, 4月 17th, 2012

ライダーコメント 藤田拓哉


ライダー:#33 藤田拓哉
クラス:JSB1000

2012′ 4/15 全日本選手権 第2戦 鈴鹿サーキット 2&4

今回もたくさんのスポンサー様のサポートを頂くことが出来ましてレースに参戦できました。
スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様ありがとうございました。


レースウイーク

今回のレースウィークは、自分の準備が少しずれてしまい、予選でもアタックしきれずに終えてしいました。
土曜日の夜にチーム監督とたくさん色々な事を話合いをして、日曜日は気持ちを切り替えていきました。
日曜日の朝のフリー走行では、自己ベストを更新し、調子も上がってきたので微調整を行い決勝に臨みました。


決勝

スタートしてから2コーナーまでで10番手後半できりだしました。
しかし1周目のスプーンカーブで一台のマシンに押し出されてしまいコースアウトしてしまいました。押し出された瞬間に冷静になったんですが、こんちきしょーと思い、押し出されたライダーには、絶対負けないと思い、必死に前に前に走りました。
中盤には、押し出されたライダーを抜きにかかり、さらに前の集団を追っかけるレース展開。
そして一台のマシンと15番手争いを繰り返しバトルをして、最後に先にチェッカーを受けて、決勝15位でフィニッシュしました。


レースを終えて

レースウィークを通しての自分の準備がまだまだ遅いです。次回のレースまでには、きっちりと今回学んだことを全て発揮できるようにしていきます。



スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様、ご支援ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。


JSB1000 #33 藤田拓哉

2012′ 04/01 全日本選手権 開幕戦 第1戦 ツインリンクもてぎ 総括

火曜日, 4月 10th, 2012

2012′ 4/1 全日本選手権(開幕戦) 第1戦 ツインリンクもてぎ



藤田拓哉・JSB1000クラス
11位・5ポイント獲得!

伊藤勇樹&阿久津晃輝・ST600クラス
伊藤12位・阿久津30位にて全車完走!

全日本選手権の開幕戦が栃木県のツインリンク茂木で開催されました。
そのレース結果をご報告致します
イベント名 全日本選手権 第1戦
日時・場所 2012年4月1日・ツインリンク茂木


レース
JSB1000 #33  藤田 拓哉  予選11位  決勝11位
ST600  #19  伊藤 勇樹  予選12位  決勝13位
ST600  #56  阿久津晃輝  予選31位  決勝30位

JSB1000・藤田拓哉


開幕前の事前テストで自己ベストを更新して総合9番手のタイムを記録した藤田は、好調を維持したまま開幕戦の茂木に乗り込んできた。

今回は木曜日のスポーツ走行が追加されており、藤田は順調にタイムを詰めて行く。天候は晴れ、気温も高くコンディションは上々。午前の走行はまずサスセットの確認走行であったが、それでも総合8番手タイムを記録。午後の走行で更なるジャンプアップの期待が高まっていった。午後走行では新たなリヤタイヤのテストも含め走行を開始。
このセットのフィーリンが非常に良かったようで藤田のペースが一気に上がる。むしろ早すぎるくらいのペースだった。3周目に自己ベストを更新する53秒60を記録してリーダーボードのトップ6に入ってきた。が次の瞬間第一コーナーで砂煙が上がる。イエローフラッグが振られ転倒を知らせる合図だ。タイミングモニターを見つめるが藤田のマシンがセクター1を通過しない。転倒者はやはり藤田だった。

この転倒ですべてが狂い始めてしまった。幸いライダーにけがも無くマシンの損傷も大したことが無かった為、マシンを修復して再びコースに送り出すが、またしても周回序盤の4周目にヘアピンコーナーで転倒を喫してしまう。午後の走行で予定していたセットアップを確認する事ができないまま、本人も原因が掴めない状態の最悪の初日となってしまった。

前日のダメージで金曜の走行もペースを上げられず午前中の走行を終了。午後の走行でタイムアタックを試みようとしたが、転倒のダメージで電気系統にトラブル発生。そのまま走行を終える事となった。

貴重なドライの走行でタイムアップは出来なかったものの、サスセットの方向は固まったので決勝に向けての準備は整った。周りが心配するほど藤田は落ち込んではいない。むしろ灰汁を出し切った感でレースに望める感じだ。


予選


土曜日の公式予選。JSB1000は午後の走行。昼のピットウォークが終わる頃に振り出した雨は強い風と共に降ったり止んだりを繰り返し、路面状況をめまぐるしく変化させて行った。

それでも予選開始30分前にはウエット宣言が出され、コースイン直前には再び強い雨が降り路面はウエットへ。レインタイヤでコースインした藤田は4周目に4番手にあがり一度ピットイン。サスセットの変更と路面コンディションを見てラスト10分で再びコースイン。8番手にポジションを上げて第一セッションを終えた。

第二セッションは雨足が強くなり始める中スタート。藤田はタイヤ交換せずにそのままコースイン。「雨のセッティングは楽にタイムが出せる」と好調を公言する藤田は6番手タイムを出したところで早めのピットイン。最終セッションに向けタイヤ交換をしてスタートを待つが、さらに雨脚が強くなり最終セッションが中止となってしまった。

結果第二セッションの順位で決勝グリッドが決まってしまい、セッション終盤にタイムを上げて来たライバル達に抜かれて9番手からのスタートとなった。


決勝


日曜日は天候が回復し朝のフリー走行もドライコンディションで走行する事が出来た。この貴重な走行で足回りの最終確認を行い、やはり木曜日の最終セッティングが最もフィーリングがよく、タイムも出ていることからその仕様に戻して決勝に望んだ藤田。

3列目からのスタートならば無難なスタートでポジションキープできれば面白いレースができると思っていたが、痛恨のスタートミス。ポジションを13番手まで落としてオープニングラップを通過。

その後もペースが上がらないまま徐々にポジションを下げ、何もできないまま18周のレースを11位で終えた。

返ってきた藤田は「何度もフロントから転倒しそうになり攻めきれなかった。悔しい」とコメントを残した。 レース後にデータを確認し、マシンを全て点検したところで原因が判明。フロントフォークが僅かだが曲がりが出てしまっていた。物資の少ないプライベートチームにとってレースウイークの転倒は致命傷になる事がある。出来る限り避けなければいけない。まして今回は新しいパッケージのテストで勢い余って転倒を喫してしまった事が原因である。

今回のミスをチーム&ライダー共に糧に変えて次戦鈴鹿でしっかりと力を発揮して行く。

ST600・伊藤勇樹 阿久津晃輝


木曜日のフリー走行で伊藤は順調にタイムを詰めて行くが、上位陣が想定以上のペースアップの為、総合順位を上げる事が出来ない。現段階の問題はセクター1。ここで上位と0.4秒の差が有る。ここをクリアできれば充分トップ6を狙えるはずだが問題解決の糸口がつかめないまま翌金曜日の走行も終えることとなった。予選は天候が微妙な状況、ドライとなればこの問題を解決しなければ上位は狙えない。

そして阿久津。昨年のスランプから脱出の兆しが見えて来た。金曜日の走行では徐々にペースをあげて57秒に入って来た。セクター3、セクター4といったコース後半は上位陣に近いタイムが出ているので、コース前半の攻略が出来れば上位進出、復活の日も近い。

土曜日は朝から強い風が吹き、天気予報は昼ごろから雨。午前中に行われたST600はかなり微妙な天気だったがギリギリドライで走る事が出来たが強風に煽られてタイムが伸びない。ストレートで真っ直ぐに走る事が出来ないし、コーナーのブレーキングポイントは大きく変わり走りのリズムを乱してしまう。

そんな中で真っ先にコースインした伊藤は一時リーダーボードのトップに出るがそこからタイムが伸びない。徐々に順位を落としてゆく伊藤。やはり課題のセクター1が上位に離されているのだ。ピットインした伊藤にメカニックの西川がカツを入れると、次の周にセクター1でベストを記録。その周にベストタイムをマークして12番手迄ポジションをあげて予選を終えた。

一方阿久津は走りが固まっていない中で悪天候のコンディションに対応する事が出来ず、タイムを更新する事が出来ないまま31番手で予選を終えた。スタートのうまい阿久津のロケットスタートに期待する。



決勝の朝、伊藤はウイーク中に問題だったセクター1の足回りのセッティングを朝のフリー走行で大きく変更したことで解決の兆しが見えたようだったのだが・・・。決勝レースでは無難なスタートを決めてオープニングラップを11番手で通過とここまではよかったがやはり伊藤もペースが上がらない。問題のセクター1、特に2コーナー脱出にかけて車体の問題が解決できなかった。ここでペースが上がらず3コーナーで刺される嫌な展開。徐々にポジションを落とし、抜かれた相手にも着いて行けない。悔しい展開のまま周回は進み13位でチェッカーとなった。

決勝レースで最もついていなかったのが阿久津だ。得意のスタートで2列以上ジャンプアップし、3コーナーに向け加速する阿久津に不運が襲う。ブレーキングで他社がクラッチレバーに接触し、レバーが根元から折れてしまったのだ。ポイント圏内の15番手付近までポジションを上げていた阿久津だが、バックストレート通過のころには最後尾付近まで落ちてしまった。阿久津のマシンにトラブルを予感したスタッフはホームストレートに戻ってきた阿久津が首を振る姿を確認。次の周に緊急ピットインをしてクラッチレバーを交換して再びコースに送り出すが、スプリントレースでは既にジ・エンドだ。残り周回を走りきり完走扱いとなったが無念の30番手となった。

総括


開幕戦の茂木は、決勝を走った3人が皆力を出し切れない悔しいレースだった。事前テストからのポジションを考えれば藤田と伊藤はトップ10内、阿久津もポイントゲットを狙っていたが、結果は散々であった。

今回の原因を究明し次戦に備えなければいけない。藤田はすぐに鈴鹿が待っている。伊藤と阿久津はレース後の木曜日に筑波を走りマシンセットを詰めていたが伊藤は自己ベストを更新して59秒1までタイムアップ。阿久津も59秒に入ってきてホームコースで巻き返しを誓っている。

今回の結果をチーム&ライダー共に糧に変えて次戦でしっかりと力を発揮して行く。



ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明

YZF-R125 レーサー レーシングカウル

日曜日, 4月 8th, 2012
前回のマフラー編からだいぶ時間が経ってしまいましたが・・・今回は気になるレーシングカウル編です。


当社のR125レーサーに使用するカウルは海外で販売されているものであり、日本国内では販売されておりません。私が知る限りでは恐らく日本のカウルメーカーでR125用を制作・販売しているところはありません・・・。
今回ご紹介するカウルも弊社ではお取扱い並びに販売は致しておりませんのでご了承下さい。

今後レーシングカウルを製品化する可能性も無いわけではございませんのでチェックしてみて下さいね!もし気になる方はTwitter等にコメント頂けるとうれしいです!



当チームで使用するカウルはこちら


アッパーカウル・アンダーカウル・タンクカバー・シートカウル(3分割)です。
カウル自体がかなり厚めのFRPで制作されており、ちょっとやそっとじゃ割れない・・・と思います。シートカウルも3分割というかなり細かいパーツ構成なのです。



アンダーカウルはノーマル形状でしたので、しっかりとオイル受けの追加工を施しました。


アンダーカウル以外はほとんどノーマルステーを使用してのポン付けで可能でしたが、問題はアンダーカウル・・・。アンダーステーがかなり邪魔をするため、ステー類は全て撤去。また、左側のスタンド部分がフレームから切り離せないために、アンダーカウルに穴を開けて「逃げ」を作りました。


大改造というところまではいかなかったですが、やはり海外製・・・色々と細かい問題点は出てくるところはしょうがないですかね・・・。


装着画像はこちらです。

 

 

 


アンダーカウル下がかなりすっきりとして、だいぶレーシーな感じじゃないでしょうか?
ちなみにスクリーンはノーマルを使用しております。


そしてお気づきになられた方はスルドイです!装着されているステップは当社オリジナルです。・・・がまだ試作段階のためプロトタイプです。今後、製品化し、販売予定ですのでご期待下さい!


このカウルで1年間レーシングプロジェクトを進めていきますので、今後共お付き合い下さいね!

2012′ 04/01 全日本選手権Rd.1もてぎ ライダーコメント 伊藤勇樹

木曜日, 4月 5th, 2012

ライダーコメント 伊藤勇樹


ライダー:#19 伊藤勇樹
クラス:ST600

2012′ 4/1 全日本選手権 第1戦 ツインリンクもてぎ

予選:12位 決勝:12位


レースコメント

予選
予選日当日は雨予報が外れ、晴れたものの風が非常に強く吹き荒れていました。
1コーナーに向かっての強風に、砂埃が上がる中予選が始まり、早くもコースオフするライダーが続出。そんな中、序盤はリーダーボードのトップに一時立つなど調子の良さを感じました。しかし、強風に煽られ後半までタイムが伸びず16位まで順位を落としてしまい一旦ピットイン。メカニックと話し合い気持ちを落ち着かせもう一度コースインしラストアタックに入りました。

強風を利用し向かい風のコーナーに対し奥まで進入するラインに変更したところ、タイムアップに成功し12位までポジションアップ。ST600で自己最高である4列目からのスタートになりました。が、納得出来る走りが出来ず、悔しい結果に終わってしまったので決勝で巻き返そうと集中しました。

決勝
前日降った雨の影響でウェットパッチが残る中、朝のフリー走行が始まりました。
全ライダーがコース確認のためかタイムを1秒以上抑えての走行。この中でメカニックと事前に打ち合わせたセッティングで好感触を得られたため決勝での期待が高まりました。
決勝スターティンググリッドに着くと今迄に見たことのない景色に少し緊張感が増し、一気に手に汗をかきました。サイティングラップでもヘルメット越しに深呼吸をしグリッドに着き決勝スタート。スタートをうまく決め2コーナー立ち上がり時点では8番手までポジションを上げ3コーナーへ。しかし、インから来たライダーに押し出され13番手あたりに後退。

そこからはマレーシア人ライダーのザムリ選手と11番手争いが続き、そこに國川選手と津田選手も加わり集団が膨れ上がりました。しかし、10周を過ぎたあたりでタイヤのグリップ感が低下し徐々にタイムを落とし更にはフロントのリフト感を抑えるために踏ん張っていた腕に乳酸が溜まりはじめ、腕上がりになってしまいブレーキングやシフトダウンで非常に厳しい展開に。後方からは手島選手が接近してきて更に力がはいりました。それでもタイムを56秒台から落とさず走り切り、12位でチェッカーを受けました。非常に課題の残るレースでしたが貴重な8ポイントを獲得し最終戦への参戦権も獲得することが出来ました。


レースを終えて
今回、無事に走り切る事が出来たのはスポンサーの皆様や支えて下さった皆様のお陰です。有り難うございました。次戦の全日本筑波も伊藤勇樹を宜しくお願い致します。



ST600 #19 伊藤勇樹

2012′ 04/01 全日本選手権Rd.1もてぎ ライダーコメント 藤田拓哉

水曜日, 4月 4th, 2012

ライダーコメント 藤田拓哉


ライダー:#33 藤田拓哉
クラス:JSB1000

2012′ 4/1 全日本選手権 第1戦 ツインリンクもてぎ

今シーズンの開幕戦もたくさんのスポンサー様とチームスタッフ様とファンの皆様に支えて頂く事が出来まして参戦することができました。
ありがとうございました。


レースコメント

予選
4メーカー合同テストの時からフロントの問題があり、改善させるために木曜日と金曜日はフロントのテストをしました。
少しずつ改善されていったものの、少しでも無理をすると転倒してしまい、木曜日に2回転倒を喫してしまいました。
フロントの問題は、なかなか改善できずに土曜日の予選を迎える事となってしまいましたが、コンディションが雨だったのでフロントの問題がでなくなり、楽しくスムーズに走ることができQ3にも進出することができました。しかしここからペースを上げていきたいと思っていた矢先、雨と強風によりQ3が中止になってしまい、Q2の順位のまま確定し予選9位で終えました。


決勝

フロントの問題をずっと抱えたまま決勝をスタートしました。
一周目からガンガン攻めていきました。
しかし少しでも無理をするとフロントが切れ込んでしまい転倒しそうになる中で、なかなか自分のライディングができなくペースを上げる事が終始出来ない状態でした。
そしてチェッカーをうけて11位でゴールしました。


レースを終えて

レースウィークとうしてフロントの問題があるからとガチャガチャフロントを変えたりしていたのでよくなかったと思いました。
まだまだ変えるところがあるので修正していこうと思います。

もう2週間後には、鈴鹿の2&4なのでフロントの問題点を改善して、もっと自分のライディングで走れるように修正していこうと思います。


スポンサー様、チームスタッフ様、ファンの皆様、ご支援ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。


JSB1000 #33 藤田拓哉

鈴鹿サーキット ファン感謝デー

火曜日, 3月 6th, 2012

3月4日、5日と2日間。

鈴鹿サーキットで開催されましたファン感謝デーに
JSB1000に参戦する藤田拓哉選手と一緒に参加してきました。

今回は懐かしいライダー(シュワンツ、ガードナー、他)や
マシンの走行など盛りだくさんの催しもので多くの観客が来場されました。

2輪4輪を含めた観客動員数は2日間で57000人と、
近年まれにみる動員数で、私も久々にお客様で
一杯になったグランドスタンドを見る事が出来興奮してしまいました。

藤田も全日本選手権の時よりも多いお客様にテンション上がり気味で、 ピットウォークの時にはいつも以上に精力的にファンサービスに励んでいました。 (今回はYSPレーシング、中須賀選手と一緒のピットだった事も興奮を増加させていたようです!)

小さなお子さんをマシンに乗せてツーショットでの撮影は、親御さんが大喜び、 子供も興奮気味で「TAKUYAファン」の増加を肌で感じる時間でした。

そして多くのファンがカメラに収めたマシンには
当チームを御支援戴きます御社のロゴが共に記録されております。
心にも、記録にも残る2012年幕開けのイベントでした。

今回の鈴鹿ファン感謝イベントで久しぶりに多くのモータースポーツファンの
存在を目にし改めて、過去に育んだモータースポーツファンが
今も脈々と続いている事を実感しました。

レースファンはまだまだ沢山いる、そしてモータースポーツは
人々を虜にする強い力を持っていると改めて感じる事が出来た2日間でした。

この先5年、10年後と息の長いファンを育むためにも、
当社は若手育成に力を注いでまいります。

ドッグファイトレーシング
室井

全日本ロードレース選手権シリーズ プラチナパスの販売開始しました。

火曜日, 2月 28th, 2012


ドッグファイトレーシングでは2012年全日本ロードレース選手権シリーズの年間パス(プラチナパス)の販売を開始致しました。


 

 

SBプラチナパス
¥22,000(消費税・送料込)

・全9戦(2&4含む)2012年スーパーバイクレース全日本ロードレース選手権シリーズ全戦の各サーキット、パドック、ピットウォークへの入場が全て可能
※(2&4は入場エリア制限がある場合があります。)
・各大会の来場者への公式プログラムプレゼント
※(決勝日50名限定)
・MFJランキング表彰式へのご招待(50名限定)



チーム購入特典
【藤田拓哉】or【伊藤勇樹】サイン入りオリジナルTシャツプレゼント

※どちらか1枚お選び頂きます。

 

 

当チームで年間パスをお買い求め頂いた方には上記の特典をお付け致します。
ぜひこの機会にお得な年間パスをお買い求め下さい。


ご希望の方は右のPDFをダウンロードして下さい。
必要事項をご記入の上、下記いずれかにお送り下さい。

FAXはこちら
047-308-1122

郵送はこちら
千葉県松戸市栄町西4-1195-4
株式会社ドッグファイトレーシング

メールはこちら
muroi@dogfight-racing.com