レース結果

2012′ 04.05.
2012′ 04/01 全日本選手権Rd.1もてぎ ライダーコメント 伊藤勇樹

ライダーコメント 伊藤勇樹


ライダー:#19 伊藤勇樹
クラス:ST600

2012′ 4/1 全日本選手権 第1戦 ツインリンクもてぎ

予選:12位 決勝:12位


レースコメント

予選
予選日当日は雨予報が外れ、晴れたものの風が非常に強く吹き荒れていました。
1コーナーに向かっての強風に、砂埃が上がる中予選が始まり、早くもコースオフするライダーが続出。そんな中、序盤はリーダーボードのトップに一時立つなど調子の良さを感じました。しかし、強風に煽られ後半までタイムが伸びず16位まで順位を落としてしまい一旦ピットイン。メカニックと話し合い気持ちを落ち着かせもう一度コースインしラストアタックに入りました。

強風を利用し向かい風のコーナーに対し奥まで進入するラインに変更したところ、タイムアップに成功し12位までポジションアップ。ST600で自己最高である4列目からのスタートになりました。が、納得出来る走りが出来ず、悔しい結果に終わってしまったので決勝で巻き返そうと集中しました。

決勝
前日降った雨の影響でウェットパッチが残る中、朝のフリー走行が始まりました。
全ライダーがコース確認のためかタイムを1秒以上抑えての走行。この中でメカニックと事前に打ち合わせたセッティングで好感触を得られたため決勝での期待が高まりました。
決勝スターティンググリッドに着くと今迄に見たことのない景色に少し緊張感が増し、一気に手に汗をかきました。サイティングラップでもヘルメット越しに深呼吸をしグリッドに着き決勝スタート。スタートをうまく決め2コーナー立ち上がり時点では8番手までポジションを上げ3コーナーへ。しかし、インから来たライダーに押し出され13番手あたりに後退。

そこからはマレーシア人ライダーのザムリ選手と11番手争いが続き、そこに國川選手と津田選手も加わり集団が膨れ上がりました。しかし、10周を過ぎたあたりでタイヤのグリップ感が低下し徐々にタイムを落とし更にはフロントのリフト感を抑えるために踏ん張っていた腕に乳酸が溜まりはじめ、腕上がりになってしまいブレーキングやシフトダウンで非常に厳しい展開に。後方からは手島選手が接近してきて更に力がはいりました。それでもタイムを56秒台から落とさず走り切り、12位でチェッカーを受けました。非常に課題の残るレースでしたが貴重な8ポイントを獲得し最終戦への参戦権も獲得することが出来ました。


レースを終えて
今回、無事に走り切る事が出来たのはスポンサーの皆様や支えて下さった皆様のお陰です。有り難うございました。次戦の全日本筑波も伊藤勇樹を宜しくお願い致します。



ST600 #19 伊藤勇樹