レース結果
2010.8.30.
2010′ 8/29 全日本選手権 第4戦 SUGO 総括
トップ10ライダーの走りを見せた藤田拓哉(JSB1000)
決勝は惜しくもリタイヤ扱いとなる。
阿久津・伊藤(ST600)もレベルアップした走りをアピールするも共にリタイヤとなる。
後半戦がスタートした全日本選手権。
第4戦はスポーツランド菅生で8月29日に開催されました。
そのレース結果をご報告致します
イベント名 全日本選手権 第4戦
日時・場所 2010年8月29日・スポーツランド菅生
観客動員数 12,600人
事前テストとして7月に参加した菅生のエリア選手権で、コースレコードを塗り替えて独走優勝をした藤田は、その後のテストでも順調にタイムを詰め1分30秒台を記録。順調な仕上がりでレースウイークを迎えた。
金曜日のフリー走行1本目では、前日の雨の影響でグリップダウンに悩む他のライダーを尻目に、自己ベストに近い1分30秒706のタイムを記録。ファクトリーマシンを押さえて総合8番手を獲得し上々の滑り出しを見せた。午後の走行では路面温度の上昇や、新しいタイヤのテストなどによりタイムを伸ばす事は出来なかったが、総合10番手で初日を終えた。
公式予選はノックアウト方式で行われた。気温30度を超える猛暑の中開始された第1セッションでは、上位24台に絞り込まれるが、藤田は第2セッション通過に的を絞り1回のタイムアタックでピットに戻りタイヤを温存する作戦に出た。
1分31秒846のタイムを記録し、難なく13番手で第1セッションを通過した藤田は迎えた第2セッションで渾身のアタックを開始。6周目に1分30秒767を記録タイムを記録してリーダーボード6番手に躍り出る。終盤徐々に順位を塗り替えられるものの9番手で第2セッションをクリア。目標の第3セッション進出を果たした。
最後のセッションで藤田は初めて予選用タイヤに履き替えてタイムアタックに出ると4周目に1分30秒958を記録しリーダーボード3番手に躍り出る。しかしここからタイムを詰める事が出来ない藤田。
新しいタイヤにマシンセットが微妙に合わず、自己ベスト更新する事が出来ずにタイムアタックを終えた。予選は終盤に3名のライダーがコースレコードを塗り替える激しい争いとなり、藤田は11番手まで順位を下げてしまうが、ファクトリー勢に混じり、第2グループを形成するポジション争いを見せた走りに、観客、関係者の注目を集める事となった。
日曜日の朝は薄曇の天候の中、各クラスのフリー走行が行われた。
藤田は決勝レースを想定したフルタンク状態で、タイヤの消耗を考慮したセッティングの確認を行ないながらのロングランに臨んだ。この走行で、消耗したタイヤながらも1分30秒台を記録(総合9番手)。25周想定のラップタイムも1分31秒台の前半でまとめる事が出来、決勝に向けトップ10フィニッシュを確実に予感させる走りを見せていた。
迎えた決勝。全てが順調に進んでいたレースウイークだったが、全てがスタートの瞬間に壊れてしまった。スタートでのクラッチ操作ミスによりクラッチを痛めてしまいマシンが加速しない・・・。
藤田は1周目に緊急ピットイン。
調整だけでコースに復帰するが痛んだクラッチは走行に耐える事が出来ず再びピットイン。メカニックがクラッチ交換をして再びコースに送り出したときには既に10周が経過していた。 コースに復帰した藤田は8番手争いを繰り広げる須貝と高橋(英)の後方に着く。
さらに後方には武田が迫る。マシンを修復した藤田は何事も無かったようにペースを上げて行き、8周目に自己ベストを更新する1分30秒666を記録。8番手争いに徐々に追い着いてゆく好走を見せ、後続との差を広げてゆく。
そして迎えた最終ラップ。レースは伊藤選手の優勝で幕を閉じ、藤田は周回不足のため未完走扱いとなりレースを終えた。
ポイント獲得に向け菅生を走りこんできた伊藤。予選通過がやっとだった筑波から大きく成長し、各セッションでポイント圏内の20番手前後を争う走りを見せていた。今回はST600クラスの参加台数が少なく1クラスでの予選の為1回のみの公式予選となった。その中で伊藤は自己ベストの1分33秒608を記録し総合25番手を獲得。
ポイント圏内20番手のタイムとは0.2秒の差で、ポイント獲得にあと一歩のところまで迫ってきていた。
迎えた決勝。
無難なスタートを決めた伊藤はオープニングラップを23番手で通過。次の周には一気に21番手に浮上しポイント圏内に入ってきた。前方のライダーを大きく上回るペースで走る伊藤はさらに順位を上げて行くが3周目のシケインで突然マシンの火が消えてしまう。
惜しくもここでマシンを止めた伊藤は残念ながらコースに復帰する事が出来ずそのままリタイヤとなってしまう。レース後にトラブルの原因がヒューズ切れによるものと判明。
前回のレースでの転倒でワイヤハーネス上に不具合が発生していそうな状況である。決勝のタイミングでこのようなトラブルが出る不運に非常に悔しい思いである。
開幕戦筑波で8番手となりトップライダーの仲間入りを果たした阿久津にとってホームコース外の菅生は真価を問われる大会となった。ここで阿久津は順調にタイムを更新して行き、目標をクリアしてゆくが、今年のST600は全体のレベルが上がり、上位に顔を出すのが非常に厳しい状況となっていた。
公式予選では目標の32秒台にあと一歩の1分33秒141を記録した阿久津は15番手に留まる。32秒台を記録しても13番手と、今年は非常に激戦である。
迎えた決勝。前回筑波では得意のスタートをミスした阿久津は今回は無難にスタートを決めるが、コース・イン側からそのまま第1コーナーに侵入するものの、前方をふさがれる形となり順位を落としてしまう。しかしここから挽回を見せた阿久津はオープニングラップを14番手で通過。周回ごとに順位を上げて行き次々と前車をパス。
5周目には12番手まで浮上し前方の野田の背後につける。この猛追に焦りを見せた野田はレインボーコーナーでスリップダウン。阿久津はこれをよける事が出来ず巻き込まれる形で共に転倒を喫してしまう。
残念ながらここでマシンを止めた阿久津はトップ10が狙えるポジションだったがリタイヤとなってしまった。
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、1ヵ月後の岡山大会(全日本選手権第5戦)となります。JSB1000クラス・藤田、ST600クラス・伊藤&阿久津の参戦予定となります。
引き続きご支援、ご声援いただけますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
追伸
藤田の頑張りが注目を集めております。
今回、ヤマハ発動機のレースレポートにも
数多くご紹介頂く事が出来ましたのでご紹介いたします。
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/2010/08/28_1466.html
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/2010/08/28_1457.html
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/wallpaper/
レース結果報告
トップ10ライダーの走りを見せた藤田拓哉(JSB1000)
決勝は惜しくもリタイヤ扱いとなる。
阿久津・伊藤(ST600)もレベルアップした走りをアピールするも共にリタイヤとなる。
後半戦がスタートした全日本選手権。
第4戦はスポーツランド菅生で8月29日に開催されました。
そのレース結果をご報告致します
イベント名 全日本選手権 第4戦
日時・場所 2010年8月29日・スポーツランド菅生
観客動員数 12,600人
レース結果
| JSB1000 #88 | 藤田 拓哉 予選 11位 決勝 未完走 | ST600 #76 | 伊藤 勇樹 予選 25位 決勝 リタイヤ(マシントラブル) | ST600 #39 | 阿久津晃輝 予選 15位 決勝 リタイヤ(転倒) |
JSB1000・藤田拓哉
事前テストとして7月に参加した菅生のエリア選手権で、コースレコードを塗り替えて独走優勝をした藤田は、その後のテストでも順調にタイムを詰め1分30秒台を記録。順調な仕上がりでレースウイークを迎えた。
金曜日のフリー走行1本目では、前日の雨の影響でグリップダウンに悩む他のライダーを尻目に、自己ベストに近い1分30秒706のタイムを記録。ファクトリーマシンを押さえて総合8番手を獲得し上々の滑り出しを見せた。午後の走行では路面温度の上昇や、新しいタイヤのテストなどによりタイムを伸ばす事は出来なかったが、総合10番手で初日を終えた。
公式予選はノックアウト方式で行われた。気温30度を超える猛暑の中開始された第1セッションでは、上位24台に絞り込まれるが、藤田は第2セッション通過に的を絞り1回のタイムアタックでピットに戻りタイヤを温存する作戦に出た。
1分31秒846のタイムを記録し、難なく13番手で第1セッションを通過した藤田は迎えた第2セッションで渾身のアタックを開始。6周目に1分30秒767を記録タイムを記録してリーダーボード6番手に躍り出る。終盤徐々に順位を塗り替えられるものの9番手で第2セッションをクリア。目標の第3セッション進出を果たした。
最後のセッションで藤田は初めて予選用タイヤに履き替えてタイムアタックに出ると4周目に1分30秒958を記録しリーダーボード3番手に躍り出る。しかしここからタイムを詰める事が出来ない藤田。
新しいタイヤにマシンセットが微妙に合わず、自己ベスト更新する事が出来ずにタイムアタックを終えた。予選は終盤に3名のライダーがコースレコードを塗り替える激しい争いとなり、藤田は11番手まで順位を下げてしまうが、ファクトリー勢に混じり、第2グループを形成するポジション争いを見せた走りに、観客、関係者の注目を集める事となった。
日曜日の朝は薄曇の天候の中、各クラスのフリー走行が行われた。
藤田は決勝レースを想定したフルタンク状態で、タイヤの消耗を考慮したセッティングの確認を行ないながらのロングランに臨んだ。この走行で、消耗したタイヤながらも1分30秒台を記録(総合9番手)。25周想定のラップタイムも1分31秒台の前半でまとめる事が出来、決勝に向けトップ10フィニッシュを確実に予感させる走りを見せていた。
DOGFIGHT R&2りんかん レース結果報告
迎えた決勝。全てが順調に進んでいたレースウイークだったが、全てがスタートの瞬間に壊れてしまった。スタートでのクラッチ操作ミスによりクラッチを痛めてしまいマシンが加速しない・・・。
藤田は1周目に緊急ピットイン。
調整だけでコースに復帰するが痛んだクラッチは走行に耐える事が出来ず再びピットイン。メカニックがクラッチ交換をして再びコースに送り出したときには既に10周が経過していた。 コースに復帰した藤田は8番手争いを繰り広げる須貝と高橋(英)の後方に着く。
さらに後方には武田が迫る。マシンを修復した藤田は何事も無かったようにペースを上げて行き、8周目に自己ベストを更新する1分30秒666を記録。8番手争いに徐々に追い着いてゆく好走を見せ、後続との差を広げてゆく。
そして迎えた最終ラップ。レースは伊藤選手の優勝で幕を閉じ、藤田は周回不足のため未完走扱いとなりレースを終えた。
ST600・伊藤勇樹
ポイント獲得に向け菅生を走りこんできた伊藤。予選通過がやっとだった筑波から大きく成長し、各セッションでポイント圏内の20番手前後を争う走りを見せていた。今回はST600クラスの参加台数が少なく1クラスでの予選の為1回のみの公式予選となった。その中で伊藤は自己ベストの1分33秒608を記録し総合25番手を獲得。
ポイント圏内20番手のタイムとは0.2秒の差で、ポイント獲得にあと一歩のところまで迫ってきていた。
迎えた決勝。
無難なスタートを決めた伊藤はオープニングラップを23番手で通過。次の周には一気に21番手に浮上しポイント圏内に入ってきた。前方のライダーを大きく上回るペースで走る伊藤はさらに順位を上げて行くが3周目のシケインで突然マシンの火が消えてしまう。
惜しくもここでマシンを止めた伊藤は残念ながらコースに復帰する事が出来ずそのままリタイヤとなってしまう。レース後にトラブルの原因がヒューズ切れによるものと判明。
前回のレースでの転倒でワイヤハーネス上に不具合が発生していそうな状況である。決勝のタイミングでこのようなトラブルが出る不運に非常に悔しい思いである。
ST600・阿久津晃輝
開幕戦筑波で8番手となりトップライダーの仲間入りを果たした阿久津にとってホームコース外の菅生は真価を問われる大会となった。ここで阿久津は順調にタイムを更新して行き、目標をクリアしてゆくが、今年のST600は全体のレベルが上がり、上位に顔を出すのが非常に厳しい状況となっていた。
公式予選では目標の32秒台にあと一歩の1分33秒141を記録した阿久津は15番手に留まる。32秒台を記録しても13番手と、今年は非常に激戦である。
迎えた決勝。前回筑波では得意のスタートをミスした阿久津は今回は無難にスタートを決めるが、コース・イン側からそのまま第1コーナーに侵入するものの、前方をふさがれる形となり順位を落としてしまう。しかしここから挽回を見せた阿久津はオープニングラップを14番手で通過。周回ごとに順位を上げて行き次々と前車をパス。
5周目には12番手まで浮上し前方の野田の背後につける。この猛追に焦りを見せた野田はレインボーコーナーでスリップダウン。阿久津はこれをよける事が出来ず巻き込まれる形で共に転倒を喫してしまう。
残念ながらここでマシンを止めた阿久津はトップ10が狙えるポジションだったがリタイヤとなってしまった。
総括
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、1ヵ月後の岡山大会(全日本選手権第5戦)となります。JSB1000クラス・藤田、ST600クラス・伊藤&阿久津の参戦予定となります。
引き続きご支援、ご声援いただけますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
追伸
藤田の頑張りが注目を集めております。
今回、ヤマハ発動機のレースレポートにも
数多くご紹介頂く事が出来ましたのでご紹介いたします。
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/2010/08/28_1466.html
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/2010/08/28_1457.html
http://race.yamaha-motor.co.jp/sp/2010jrr-sugo/wallpaper/
2010.8.29.
全日本選手権 第4戦 SUGO ライダーコメント・ 藤田拓哉
ライダー:#88 藤田拓哉
クラス:JSB1000
2010′ 8/29 全日本選手権 第4戦 SUGO
チームスタッフ、いろいろなサポートをして下さる皆さま、
本当にいつもありがとうございます
金曜日の練習の一本めから調子がよくタイムもいいタイムがでで二本めは気温路面温度なのに合わせたセッティングを試して金曜日は終わりました。
土曜日
予選が始まってまずタイムを出しに攻めて、31.8秒をだして、セッティングがあっていたのでもうQ2に向けて微調整をおこないました。Q2が始まり、タイムをだしにいきました。Q2では、コンディションにあったセッティングができていたので30.7秒をだせました☆彡 そして9位まで浮上して初のQ3に残れました。
Q3では、タイヤを変えてワンアタックしてみました。
しかし思った以上に路面温度が上がり、セッティングが合わなくなってしまって30.9秒で11番手で予選を終えました。
日曜日になり、朝のフリー走行でさらにサーキットコンディションにあったセッティングを追求して、セッティングを変えたりして朝のフリー走行を終えました。
決勝が始まりスタートでクラッチを焼いてしまい一周も走れずピットに帰りすぐにクラッチを変えてもらい、走りはじめました。
10周くらい残っていたので、自分のベストタイムをだそうとしました。
そうしてレースが終わりました。
決勝タイムは、30.6秒でした
レース日を振り返って☆彡
25周を戦えなかった自分、スタートでクラッチを焼いてしまった自分、全て自分の原因でレースをダメにしました。
チーム、スポンサー様のみなさま本当にすいませんでした。
次の岡山では、必ず完走して目標のトップ10に入るので、いつもですが、
チーム、スポンサー様協力よろしくお願いします。
☆ライダーコメント☆
ライダー:#88 藤田拓哉
クラス:JSB1000
2010′ 8/29 全日本選手権 第4戦 SUGO
チームスタッフ、いろいろなサポートをして下さる皆さま、
本当にいつもありがとうございます
金曜日の練習の一本めから調子がよくタイムもいいタイムがでで二本めは気温路面温度なのに合わせたセッティングを試して金曜日は終わりました。
土曜日
予選が始まってまずタイムを出しに攻めて、31.8秒をだして、セッティングがあっていたのでもうQ2に向けて微調整をおこないました。Q2が始まり、タイムをだしにいきました。Q2では、コンディションにあったセッティングができていたので30.7秒をだせました☆彡 そして9位まで浮上して初のQ3に残れました。
Q3では、タイヤを変えてワンアタックしてみました。
しかし思った以上に路面温度が上がり、セッティングが合わなくなってしまって30.9秒で11番手で予選を終えました。
日曜日になり、朝のフリー走行でさらにサーキットコンディションにあったセッティングを追求して、セッティングを変えたりして朝のフリー走行を終えました。
決勝が始まりスタートでクラッチを焼いてしまい一周も走れずピットに帰りすぐにクラッチを変えてもらい、走りはじめました。
10周くらい残っていたので、自分のベストタイムをだそうとしました。
そうしてレースが終わりました。
決勝タイムは、30.6秒でした
レース日を振り返って☆彡
25周を戦えなかった自分、スタートでクラッチを焼いてしまった自分、全て自分の原因でレースをダメにしました。
チーム、スポンサー様のみなさま本当にすいませんでした。
次の岡山では、必ず完走して目標のトップ10に入るので、いつもですが、
チーム、スポンサー様協力よろしくお願いします。
2010.4.20.
2010′ 4/18 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4 総括
藤田拓哉・JSB1000 マシントラブルにより無念のリタイヤに終わる!
2010年全日本選手権第2戦が4月18日・鈴鹿サーキットで開催されました。
今大会は4輪のフォーミュラニッポンとの合同開催となりました。
そのレース結果をご報告致します。
イベント名 全日本選手権 第2戦
日時・場所 2010年4月18日・鈴鹿サーキット
観客動員数 30,500人
鈴鹿サーキットは昨年GP250で東コースしか走った事が無い藤田にとって今大会は非常に厳しい展開が予想された。事前テストに2度参加したもののベストタイムは2分18秒フラットとタイムを伸ばす事が出来ないままレースウイークを迎える事となった。
それでもサスセット、ギアレシオなど大まかな方向は固まり、レースウイークでまとめてゆく事で目標タイムは2分15秒台を設定して臨んだ今大会。
金曜日のフリー走行はあいにくの天候となり、午前中の走行も小雨交じりの走行、午後は本格的な雨となり、ウエットでの走行となってしまい、ドライでのタイムアタックが出来ないまま公式予選を迎えた。
公式予選はドライコンディションとなり気温も徐々に上昇し、まずまずのコンディションとなった。藤田は落ち着いた走り出しでタイムを更新して行き、3周目に2分18秒を記録。更にペースを上げセクター1、2と自己ベストを更新。
このままいけば16秒台に入りそうな展開であったが、上位陣の転倒により赤旗が出され中断となってしまった。それでもマシンのセットアップの状況は良好で、微調整を加えてコースクリアと共に再びタイムアタックに出る藤田。今度は遅い集団に引っかかってしまいペースが上がらない。ヤキモキしていると8周目に突然のピットイン。なんとエンジントラブルが発生してしまいここで予選を終える事となってしまった。
原因を究明するメカニックがクランクシャフトの破断を確認。エンジンの交換をして決勝に臨む事となった。
自己ベストを更新する事は出来なかったものの、それでも公式予選タイム2分18秒794で33番グリッド獲得。鈴鹿の猛者が集まる中、初コースで予選突破を果たしてくれました。 エンジン交換をして翌日のフリー走行では、ミッションの違いなどの細かなチェックを行いながらの走行で2分18秒697を記録。予選タイムを更新して総合28番手と上昇の気配を見せはじめていた。
迎えた決勝。後方から無難なスタートを決めた藤田だが、オープニングラップの集団が駆け抜けてゆく中に藤田の姿が無い。なんとピットイン。クラッチトラブルが発生していた。少しでも走らせたいと願いクラッチ交換を行い再びコースに復帰するが、コース半周ほどで再びクラッチが滑ってしまいピットイン。リタイヤとなってしまった。
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、九州・オートポリス(全日本選手権 第3戦)となります。問題を解決し、南の地からの復活を目指し頑張って参ります。 引き続き応援いただけますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
今回、鈴鹿にて藤田拓哉の単独取材を戴きその内容がAll About「モータースポーツ」に記事がアップされました。期待の新生としてご紹介戴き、藤田自身のコメント共に掘り下げた内容となっておりましたのでご紹介いたします。
http://allabout.co.jp/auto/motorsports/
レース結果報告
藤田拓哉・JSB1000 マシントラブルにより無念のリタイヤに終わる!
2010年全日本選手権第2戦が4月18日・鈴鹿サーキットで開催されました。
今大会は4輪のフォーミュラニッポンとの合同開催となりました。
そのレース結果をご報告致します。
イベント名 全日本選手権 第2戦
日時・場所 2010年4月18日・鈴鹿サーキット
観客動員数 30,500人
レース結果
| JSB1000 #88 | 藤田 拓哉 予選 33位 決勝 リタイヤ |
JSB1000・藤田拓哉
|
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それでもサスセット、ギアレシオなど大まかな方向は固まり、レースウイークでまとめてゆく事で目標タイムは2分15秒台を設定して臨んだ今大会。
金曜日のフリー走行はあいにくの天候となり、午前中の走行も小雨交じりの走行、午後は本格的な雨となり、ウエットでの走行となってしまい、ドライでのタイムアタックが出来ないまま公式予選を迎えた。
公式予選はドライコンディションとなり気温も徐々に上昇し、まずまずのコンディションとなった。藤田は落ち着いた走り出しでタイムを更新して行き、3周目に2分18秒を記録。更にペースを上げセクター1、2と自己ベストを更新。
このままいけば16秒台に入りそうな展開であったが、上位陣の転倒により赤旗が出され中断となってしまった。それでもマシンのセットアップの状況は良好で、微調整を加えてコースクリアと共に再びタイムアタックに出る藤田。今度は遅い集団に引っかかってしまいペースが上がらない。ヤキモキしていると8周目に突然のピットイン。なんとエンジントラブルが発生してしまいここで予選を終える事となってしまった。
原因を究明するメカニックがクランクシャフトの破断を確認。エンジンの交換をして決勝に臨む事となった。
自己ベストを更新する事は出来なかったものの、それでも公式予選タイム2分18秒794で33番グリッド獲得。鈴鹿の猛者が集まる中、初コースで予選突破を果たしてくれました。 エンジン交換をして翌日のフリー走行では、ミッションの違いなどの細かなチェックを行いながらの走行で2分18秒697を記録。予選タイムを更新して総合28番手と上昇の気配を見せはじめていた。
迎えた決勝。後方から無難なスタートを決めた藤田だが、オープニングラップの集団が駆け抜けてゆく中に藤田の姿が無い。なんとピットイン。クラッチトラブルが発生していた。少しでも走らせたいと願いクラッチ交換を行い再びコースに復帰するが、コース半周ほどで再びクラッチが滑ってしまいピットイン。リタイヤとなってしまった。
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、九州・オートポリス(全日本選手権 第3戦)となります。問題を解決し、南の地からの復活を目指し頑張って参ります。 引き続き応援いただけますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
今回、鈴鹿にて藤田拓哉の単独取材を戴きその内容がAll About「モータースポーツ」に記事がアップされました。期待の新生としてご紹介戴き、藤田自身のコメント共に掘り下げた内容となっておりましたのでご紹介いたします。
http://allabout.co.jp/auto/motorsports/
2010.4.19.
全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4 ライダーコメント・藤田拓哉
ライダー:#88 藤田拓哉
クラス:JSB1000
2010′ 4/18 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4
第1戦目、第2戦目と皆さまのサポートので出場することができました。
スポンサーの皆様ありがとうございます!
木曜日から現地に入り、金曜日は練習をしました。
しかし天気の悪さにみまわれて、雨の走行になってしまいました。
土曜日になり、予選が始まりタイムを出しにアタックして18.7を出し、その後もアタックして行ったら、16.17秒が出そうな周回に赤旗になってしまい帰ってきて、もう一度アタックをしました。
しかし次は自分のマシンが壊れてしまい、予選を走ることが出来なくなりました。が、決勝は明日!と気持ちを切り替えて、日曜日を迎えました☆
日曜日になりモチベーションもぐんと高まり、決勝がスタートしました。
スタートが上手くいき良い順位でS字コーナーに向かいました。
しかし急にアクセルが重くなり、回転が急に上がってしまうようになり、走ることが出来なくなり、ピットに帰ってきて、マシンを直しもう一度走ってみました。
しかしトラブルは改善されず、リタイアになってしまいました。
悔しい気持ちを次のオートポリスにぶつけたいと思います!!
頑張りますので、ご声援宜しくお願い致します☆彡
☆ライダーコメント☆
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クラス:JSB1000
2010′ 4/18 全日本選手権 第2戦 鈴鹿2&4
第1戦目、第2戦目と皆さまのサポートので出場することができました。
スポンサーの皆様ありがとうございます!
木曜日から現地に入り、金曜日は練習をしました。
しかし天気の悪さにみまわれて、雨の走行になってしまいました。
土曜日になり、予選が始まりタイムを出しにアタックして18.7を出し、その後もアタックして行ったら、16.17秒が出そうな周回に赤旗になってしまい帰ってきて、もう一度アタックをしました。
しかし次は自分のマシンが壊れてしまい、予選を走ることが出来なくなりました。が、決勝は明日!と気持ちを切り替えて、日曜日を迎えました☆
日曜日になりモチベーションもぐんと高まり、決勝がスタートしました。
スタートが上手くいき良い順位でS字コーナーに向かいました。
しかし急にアクセルが重くなり、回転が急に上がってしまうようになり、走ることが出来なくなり、ピットに帰ってきて、マシンを直しもう一度走ってみました。
しかしトラブルは改善されず、リタイアになってしまいました。
悔しい気持ちを次のオートポリスにぶつけたいと思います!!
頑張りますので、ご声援宜しくお願い致します☆彡
2010.4.8.
2010′ 4/4 全日本選手権(開幕戦) 第1戦 筑波 総括
先日開催されました全日本選手権・開幕戦(筑波)のレース結果をご報告いたします。
JSB1000とST600、合計4名での参戦となりましたがそれぞれに成長と課題を見出す事が出来た大会でした。皆様のご支援のおかげをもちまして、今大会を無事迎える事が出来ました事を、御礼申し上げます。
また、当日はツイッター(つぶやきブログ)でレース実況を行ないましたが、
テスト実況にもかかわらず予想以上の反響や応援をいただく事が出来ました。
今後のレースでも引き続き実施を予定中です。
尚ツイッターの入り口を近日当社HP上にリンク予定ですので完成しましたら改めてご案内させて頂きます。まずは取り急ぎレース結果をご報告させていただきます。
阿久津晃輝 全日本開幕戦・予選6番手からスタートし決勝8位で8ポイント獲得!
藤田拓哉・JSB1000デビューレースで12位完走。4ポイント獲得!
2010年全日本選手権第1戦が4月4日・筑波サーキットで開催されましたレース結果を
ご報告致します
イベント名 全日本選手権(開幕戦) 第1戦
日時・場所 2010年4月4日・筑波サーキット
観客動員数 1万6100人
全日本選手権初参戦となったデビューレースの筑波大会において、ヤマハYZF-R6を駆る阿久津は常にリーダーボード上位に表示される鮮烈なデビューを飾った。事前テスト、レースにおいて着実に目標タイムを刻み続けて迎えた開幕戦の筑波で、公式予選1回目で目標の58秒台をクリア。午後に行なわれた2回目の公式予選では更にそのタイムを詰め58秒725のタイムを叩き出し総合6番手のセカンドローを獲得した。
迎えた決勝。得意のスタートでホールショットを奪い表彰台をイメージしていた阿久津は、力が入りすぎたためか、ここ数年で初となる痛恨のスタートミス。オープニングラップで12番手にまで沈んでしまう。しかしそこから慌てる事無く着実に一台ずつ前車を抜き去りポジションアップ。
3周目には前年度ランキング2位の同じヤマハ車の中富選手を抜き去り、タイムも予選タイムを更新する58秒481(決勝で4番手のタイム)を記録して9番手にまで浮上。トップ集団の最後尾に追い着く驚異的な追い上げを見せた。
レース終盤激しく順位が入れ替わり、最終ラップには転倒者も続出する荒れた展開の中、デビューレースの阿久津は冷静にそしてアグレッシブに走りきり8位完走を果たした。
史上最年少で国内最高峰・JSB1000クラスに臨む藤田。まだまだマシンを自分の物とする状態には程遠い状況で迎えた開幕戦の筑波。事前テストでの転倒によりブレーキングに一抹の不安を抱えながら迎えた公式練習で自己ベストには及ばないながらも58秒9までタイムを詰め徐々に調子を上げてゆく。
そして向かえた公式予選。積極的にタイムアタックに出る藤田は7周目に自己ベストと同タイムとなる58秒7を記録する。そこからピットインを繰り返しセットアップを詰めてゆくがなかなかタイムを更新できない。
1時間の長い予選時間の中、一度ピットに戻った藤田はリヤタイヤをフレッシュに替え、最後の10分間に集中してタイムアタックに出る。一気にペースを上げた藤田は58秒台を連発するがタイムを更新するまでには至らない。そして迎えたらストラップに100分の2秒タイムを更新して58秒724で総合17番手を獲得した。
迎えた決勝レース。曇り空の下、冷たい空気が吹き込み気温は10度まで低下。時折雨粒が落ちてくる状況の中定刻の2時10分に30周のレースがスタートを切った。冷静にスタートを決めた藤田は周囲に飲み込まれること無く第一コーナーに侵入。オープニングラップで15番手と二つポジションを上げてコントロールラインを通過。
2周目に入り伊藤選手が転倒。続く3周目には秋吉選手が転倒と、低い路面温度に影響されたのか上位陣に転倒者が続出。そのような中、藤田は前方の小西選手を抜きさり12番手までポジションを上げる。前が開いた藤田は更にペースアップを図るが、第一コーナーでフロントが大きく切れ込み転倒寸前となる。何とか持ちこたえた藤田だったがペースが鈍り一度抜いた小西選手に再び抜き返されてしまう。
レース序盤にペースを落とし前車に後れを取った藤田だったが、中盤に入り58秒台にタイムを上げ徐々にその差を詰めてゆく。15周目に自己ベストを更新する58秒6を記録して前方の10番手集団に追い着くと、23周目に高橋選手を抜いてポジションアップ。しかし同時に後方から追い上げてきた須貝選手にパスされてしまう。
レース終盤まで58秒台で走りきった藤田は惜しくも須貝選手を捉える事が出来ずそのままの順位でチェッカーを潜った。
1年のインターバルを置いて全日本選手権・ST600クラスに復帰した伊藤。このレースウイークで最も著しい成長と頑張りを見せてくれた。4サイクルビッグマシンへのスイッチは無難に進んだものの筑波の壁である1分の壁を破る事が出来ないまま迎えたレースウイーク。
予選落ちなど経験した事の無い伊藤にとって決死の覚悟で臨んだ公式予選でついに59秒台に突入。午後の公式予選2回目では更にそのタイムを詰め59秒736を記録。ぎりぎりで決勝グリッドを獲得した。
迎えた決勝。最後尾からスタートした伊藤はオープニングラップで5台を抜き去り25番手にジャンプアップ。目前にはベテランの東浦選手を捕らえここから激しいドッグファイトを展開。
隙を見せない東浦選手を激しくプッシュする展開で周回を重ねていった10周目に突如ピットに帰ってきた伊藤。マシンにクラッチトラブルが発生していた。調整を行いコースに復帰するもののやはり完全には修復が出来ず無念のリタイヤとなった。
阿久津と共に国際A級に昇格した稲垣にとって全日本選手権のレベルの高さを痛感するウイークとなった。周りのチーム員に対しタイムの伸びない稲垣は、その焦りから直前のテストで転倒を繰り返してしまい、左手首を負傷。満身創痍の状態で臨んだ公式予選だったが、自己ベストにも及ばない1秒512のタイムで残念ながら決勝に駒を進める事が出来なかった。
開幕戦を向かえ、この場に立つ事が出来る環境を整えて頂きましたスポンサーの皆様に、深く感謝いたします。
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、2週間後の鈴鹿2&4レース(全日本選手権第2戦)となります。JSB1000クラス・藤田のみの参戦となります。
引き続きご声援頂けますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
レース結果報告
先日開催されました全日本選手権・開幕戦(筑波)のレース結果をご報告いたします。
JSB1000とST600、合計4名での参戦となりましたがそれぞれに成長と課題を見出す事が出来た大会でした。皆様のご支援のおかげをもちまして、今大会を無事迎える事が出来ました事を、御礼申し上げます。
また、当日はツイッター(つぶやきブログ)でレース実況を行ないましたが、
テスト実況にもかかわらず予想以上の反響や応援をいただく事が出来ました。
今後のレースでも引き続き実施を予定中です。
尚ツイッターの入り口を近日当社HP上にリンク予定ですので完成しましたら改めてご案内させて頂きます。まずは取り急ぎレース結果をご報告させていただきます。
阿久津晃輝 全日本開幕戦・予選6番手からスタートし決勝8位で8ポイント獲得!
藤田拓哉・JSB1000デビューレースで12位完走。4ポイント獲得!
2010年全日本選手権第1戦が4月4日・筑波サーキットで開催されましたレース結果を
ご報告致します
イベント名 全日本選手権(開幕戦) 第1戦
日時・場所 2010年4月4日・筑波サーキット
観客動員数 1万6100人
レース結果
| ST600 #39 | 阿久津晃輝 予選 6位 決勝 8位 | ST600 #76 | 伊藤 勇樹 予選 30位 決勝 リタイヤ(マシントラブル) | ST600 #70 | 稲垣 尚樹 予選 不通過 | JSB1000 #88 | 藤田 拓哉 予選 17位 決勝 12位 |
ST600・阿久津晃輝
全日本選手権初参戦となったデビューレースの筑波大会において、ヤマハYZF-R6を駆る阿久津は常にリーダーボード上位に表示される鮮烈なデビューを飾った。事前テスト、レースにおいて着実に目標タイムを刻み続けて迎えた開幕戦の筑波で、公式予選1回目で目標の58秒台をクリア。午後に行なわれた2回目の公式予選では更にそのタイムを詰め58秒725のタイムを叩き出し総合6番手のセカンドローを獲得した。
迎えた決勝。得意のスタートでホールショットを奪い表彰台をイメージしていた阿久津は、力が入りすぎたためか、ここ数年で初となる痛恨のスタートミス。オープニングラップで12番手にまで沈んでしまう。しかしそこから慌てる事無く着実に一台ずつ前車を抜き去りポジションアップ。
3周目には前年度ランキング2位の同じヤマハ車の中富選手を抜き去り、タイムも予選タイムを更新する58秒481(決勝で4番手のタイム)を記録して9番手にまで浮上。トップ集団の最後尾に追い着く驚異的な追い上げを見せた。
レース終盤激しく順位が入れ替わり、最終ラップには転倒者も続出する荒れた展開の中、デビューレースの阿久津は冷静にそしてアグレッシブに走りきり8位完走を果たした。
JSB1000・藤田拓哉
史上最年少で国内最高峰・JSB1000クラスに臨む藤田。まだまだマシンを自分の物とする状態には程遠い状況で迎えた開幕戦の筑波。事前テストでの転倒によりブレーキングに一抹の不安を抱えながら迎えた公式練習で自己ベストには及ばないながらも58秒9までタイムを詰め徐々に調子を上げてゆく。
そして向かえた公式予選。積極的にタイムアタックに出る藤田は7周目に自己ベストと同タイムとなる58秒7を記録する。そこからピットインを繰り返しセットアップを詰めてゆくがなかなかタイムを更新できない。
1時間の長い予選時間の中、一度ピットに戻った藤田はリヤタイヤをフレッシュに替え、最後の10分間に集中してタイムアタックに出る。一気にペースを上げた藤田は58秒台を連発するがタイムを更新するまでには至らない。そして迎えたらストラップに100分の2秒タイムを更新して58秒724で総合17番手を獲得した。
迎えた決勝レース。曇り空の下、冷たい空気が吹き込み気温は10度まで低下。時折雨粒が落ちてくる状況の中定刻の2時10分に30周のレースがスタートを切った。冷静にスタートを決めた藤田は周囲に飲み込まれること無く第一コーナーに侵入。オープニングラップで15番手と二つポジションを上げてコントロールラインを通過。
2周目に入り伊藤選手が転倒。続く3周目には秋吉選手が転倒と、低い路面温度に影響されたのか上位陣に転倒者が続出。そのような中、藤田は前方の小西選手を抜きさり12番手までポジションを上げる。前が開いた藤田は更にペースアップを図るが、第一コーナーでフロントが大きく切れ込み転倒寸前となる。何とか持ちこたえた藤田だったがペースが鈍り一度抜いた小西選手に再び抜き返されてしまう。
レース序盤にペースを落とし前車に後れを取った藤田だったが、中盤に入り58秒台にタイムを上げ徐々にその差を詰めてゆく。15周目に自己ベストを更新する58秒6を記録して前方の10番手集団に追い着くと、23周目に高橋選手を抜いてポジションアップ。しかし同時に後方から追い上げてきた須貝選手にパスされてしまう。
レース終盤まで58秒台で走りきった藤田は惜しくも須貝選手を捉える事が出来ずそのままの順位でチェッカーを潜った。
ST600・伊藤勇樹
1年のインターバルを置いて全日本選手権・ST600クラスに復帰した伊藤。このレースウイークで最も著しい成長と頑張りを見せてくれた。4サイクルビッグマシンへのスイッチは無難に進んだものの筑波の壁である1分の壁を破る事が出来ないまま迎えたレースウイーク。
予選落ちなど経験した事の無い伊藤にとって決死の覚悟で臨んだ公式予選でついに59秒台に突入。午後の公式予選2回目では更にそのタイムを詰め59秒736を記録。ぎりぎりで決勝グリッドを獲得した。
迎えた決勝。最後尾からスタートした伊藤はオープニングラップで5台を抜き去り25番手にジャンプアップ。目前にはベテランの東浦選手を捕らえここから激しいドッグファイトを展開。
隙を見せない東浦選手を激しくプッシュする展開で周回を重ねていった10周目に突如ピットに帰ってきた伊藤。マシンにクラッチトラブルが発生していた。調整を行いコースに復帰するもののやはり完全には修復が出来ず無念のリタイヤとなった。
ST600・稲垣尚樹
阿久津と共に国際A級に昇格した稲垣にとって全日本選手権のレベルの高さを痛感するウイークとなった。周りのチーム員に対しタイムの伸びない稲垣は、その焦りから直前のテストで転倒を繰り返してしまい、左手首を負傷。満身創痍の状態で臨んだ公式予選だったが、自己ベストにも及ばない1秒512のタイムで残念ながら決勝に駒を進める事が出来なかった。
総括
開幕戦を向かえ、この場に立つ事が出来る環境を整えて頂きましたスポンサーの皆様に、深く感謝いたします。
DOG FIGHT RACING の次回のレースは、2週間後の鈴鹿2&4レース(全日本選手権第2戦)となります。JSB1000クラス・藤田のみの参戦となります。
引き続きご声援頂けますよう、宜しくお願いいたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明
2010.4.7.
全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・伊藤勇樹
ライダー:#76 伊藤 勇樹
クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
開幕戦の筑波は、僕にとっては約二年ぶりの全日本復帰戦になります。 今年からST600クラスと言うことで、初めてのクラスに挑戦です。
結果は予選は通過したものの決勝はトラブルによりリタイアという形になってしまいました。しかし、皆様に支えられてまたこの全日本に戻れてこれたので次のオートポリスは入賞を目指して頑張りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。
☆ライダーコメント☆
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クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
開幕戦の筑波は、僕にとっては約二年ぶりの全日本復帰戦になります。 今年からST600クラスと言うことで、初めてのクラスに挑戦です。
結果は予選は通過したものの決勝はトラブルによりリタイアという形になってしまいました。しかし、皆様に支えられてまたこの全日本に戻れてこれたので次のオートポリスは入賞を目指して頑張りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。
2010.4.6.
全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・阿久津晃輝
ライダー:#39 阿久津 晃輝
クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
今回が初めての全日本参戦となりますが、冬場の練習から良いタイムが出ており、とても自信がありました。木曜日から走行しましたが、自己ベストを更新することができ、58秒まで後少しの所までいけました。
予選は狙い通りに1回目で自己ベストを更新し58秒に入りました。
路面温度が上がった2回目では、さらに更新し、58秒7まで出す事ができ、目標だった2列目までの6位となりました。
決勝ですが、スタートでミスをしてしまい13位まで落ちてしまいました。
焦らずに自己ベストを更新しながら追い上げる事ができ、6位争いの集団の後ろにつけました。
しかし、前の選手を抜く事が出来ずに、そのままチェッカーとなりました。
結果、予選6位の決勝8位、ベストが58秒4となりました。
次はSUGOになりますが、今回よりも上位を目指して頑張りますので応援よろしくお願い致します。
☆ライダーコメント☆
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クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
今回が初めての全日本参戦となりますが、冬場の練習から良いタイムが出ており、とても自信がありました。木曜日から走行しましたが、自己ベストを更新することができ、58秒まで後少しの所までいけました。
予選は狙い通りに1回目で自己ベストを更新し58秒に入りました。
路面温度が上がった2回目では、さらに更新し、58秒7まで出す事ができ、目標だった2列目までの6位となりました。
決勝ですが、スタートでミスをしてしまい13位まで落ちてしまいました。
焦らずに自己ベストを更新しながら追い上げる事ができ、6位争いの集団の後ろにつけました。
しかし、前の選手を抜く事が出来ずに、そのままチェッカーとなりました。
結果、予選6位の決勝8位、ベストが58秒4となりました。
次はSUGOになりますが、今回よりも上位を目指して頑張りますので応援よろしくお願い致します。
2010.4.5.
全日本選手権 第1戦 筑波 ライダーコメント・稲垣尚樹
ライダー:#70 稲垣 尚樹
クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
今回は自分の思ったようにバイクを走らせることができず、不本意な結果に終わってしまいましたが、先は長いので気持ちを切り替えて今後も全力で攻めていきます。 応援よろしくお願いいたします。
☆ライダーコメント☆
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クラス:ST600
2010′ 4/4 全日本選手権 第1戦 筑波
今回は自分の思ったようにバイクを走らせることができず、不本意な結果に終わってしまいましたが、先は長いので気持ちを切り替えて今後も全力で攻めていきます。 応援よろしくお願いいたします。
2009.11.2.
2009′ 11/1 菅生6時間耐久レース 総括
予選2番手ながらスタート直後の転倒で優勝を逃す。
先日開催されました菅生6時間耐久レースのレース結果をご報告致します
日時・場所 11月1日・スポーツランド菅生
参加台数 54チーム
マシン YAMAHA YZF-R1(2009年式)
ライダ ー 佐々木幸弘・遠藤弘一・阿久津晃輝
茂木7時間耐久レースに引き続き今年は菅生6時間耐久レースに参戦。
もて耐同様メインスポンサーに㈱ドライバースタンドを迎え、チーム名も「2りんかんRT&DFR」としての参戦となった。もて耐のようなレギュレーションによる規制が少ない菅生の耐久はチーム力の見せ所であり、事前テストの段階から総合力と戦術で充分優勝を狙える事を確信しての参戦だったが、うまく歯車がかみ合わない週末となってしまった。
歯車の狂いが生じたのが、レースウイーク2日目のフリー走行。ここで第一ライダーの佐々木が3コーナーで転倒し、腰を強打してしまう。ペースアップする前の予期せぬ転倒によりマシン&ライダー共に大きなダメージを追ってしまう(後に剥離骨折と判明)。
翌日の予選に向けマシンは無事修復されたが、佐々木の状態はかなり深刻な状況。チームは予選でのタイムアタックライダーの変更や、決勝レースでのライダーの乗車順位の変更など、大きく戦略の変更を余儀なくされる形となった。
翌日の公式予選。天気予報は大きく外れ、ウエットコンディションでのタイムアタックとなった。アタックライダーは第3ライダーの阿久津。ここで阿久津は追い込まれた状況の中で素晴しい走りを見せ、総合2番手のタイムを記録。離れかけた運を引き戻す力強い走りを見せてくれた。
迎えた決勝レース。スタートライダーを任されたのは遠藤。スタート前から緊張を見せていた遠藤だったが、その影響がスタート直後に出てしまった。上々のスタートを切った遠藤だったが、1周目のS字コーナーでハイサイド転倒を喫してしまう。オープニングラップをいつまでも戻らない遠藤にチームスタッフがコースを確認に走る。
暫くしてS字コーナーからレッカーで戻ってきた遠藤とマシン。すぐに修復に掛かり、コースに復帰した時点でトップとの差は25周(約40分)。絶望的な差であった。
しかしチームは諦めることなくそこから追い上げを開始。どのマシンよりも早いラップタイムで周回する「2りんかんRT&DFR」は時間と共に確実に順位を押し上げて行き、117周目には決勝での圧倒的なファステストラップ1分36秒台を記録。
結果6時間完走時点で181周を走り23台を抜き返して31番手でチェッカーを受けた。
必勝を誓って出場したレースながら、不本意な結果となってしまい非常に残念なラストレースでしたが、勝利が見える内容だった事は収穫でした。来期の参戦は未定ですがリベンジを期し準備を進める所存です。 ご支援、ご声援を賜り、誠に有難うございました。
ドッグファイトレーシング
代表 室井秀明
2りんかんRT&DOG FIGHT R
■菅生6時間耐久レース結果報告予選2番手ながらスタート直後の転倒で優勝を逃す。
先日開催されました菅生6時間耐久レースのレース結果をご報告致します
日時・場所 11月1日・スポーツランド菅生
参加台数 54チーム
マシン YAMAHA YZF-R1(2009年式)
ライダ ー 佐々木幸弘・遠藤弘一・阿久津晃輝
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歯車の狂いが生じたのが、レースウイーク2日目のフリー走行。ここで第一ライダーの佐々木が3コーナーで転倒し、腰を強打してしまう。ペースアップする前の予期せぬ転倒によりマシン&ライダー共に大きなダメージを追ってしまう(後に剥離骨折と判明)。
翌日の予選に向けマシンは無事修復されたが、佐々木の状態はかなり深刻な状況。チームは予選でのタイムアタックライダーの変更や、決勝レースでのライダーの乗車順位の変更など、大きく戦略の変更を余儀なくされる形となった。
翌日の公式予選。天気予報は大きく外れ、ウエットコンディションでのタイムアタックとなった。アタックライダーは第3ライダーの阿久津。ここで阿久津は追い込まれた状況の中で素晴しい走りを見せ、総合2番手のタイムを記録。離れかけた運を引き戻す力強い走りを見せてくれた。
迎えた決勝レース。スタートライダーを任されたのは遠藤。スタート前から緊張を見せていた遠藤だったが、その影響がスタート直後に出てしまった。上々のスタートを切った遠藤だったが、1周目のS字コーナーでハイサイド転倒を喫してしまう。オープニングラップをいつまでも戻らない遠藤にチームスタッフがコースを確認に走る。
暫くしてS字コーナーからレッカーで戻ってきた遠藤とマシン。すぐに修復に掛かり、コースに復帰した時点でトップとの差は25周(約40分)。絶望的な差であった。
しかしチームは諦めることなくそこから追い上げを開始。どのマシンよりも早いラップタイムで周回する「2りんかんRT&DFR」は時間と共に確実に順位を押し上げて行き、117周目には決勝での圧倒的なファステストラップ1分36秒台を記録。
結果6時間完走時点で181周を走り23台を抜き返して31番手でチェッカーを受けた。
必勝を誓って出場したレースながら、不本意な結果となってしまい非常に残念なラストレースでしたが、勝利が見える内容だった事は収穫でした。来期の参戦は未定ですがリベンジを期し準備を進める所存です。 ご支援、ご声援を賜り、誠に有難うございました。
ドッグファイトレーシング
代表 室井秀明
2009.11.1.
全日本選手権 第7戦 鈴鹿 ライダーコメント・藤田 拓哉
ライダー:藤田 拓哉
クラス:GP250
2009′ 10/31-11/1 全日本選手権 第7戦 鈴鹿
☆ライダーコメント☆
予選
鈴鹿の東コースは、ほとんどのライダーが初めてだったのでここは、チャンスだと思いました!! 予選は、宇井選手と及川選手がどのくらいのタイムをだしてくるのか予想がつかなくてすごく不安でした!! 予選が始まりました。
出だしからタイムを上げて行きました。が、宇井選手と及川選手もタイムを上げてきました。 しかし僕も負けじとセクター1とセクター2をまとめました。 52.0が入り3番手から2番手に上がりました。
しかしトップには少し届かないまま一回ピットインしました。 タイヤをNEWにかえ再アタック!51.8を出しました。 しかしトップの宇井選手は、51.6をだしていました。 それで予選が終わってしまいました。
1位 宇井選手
2位 藤田拓哉
3位 及川選手
となりました。
決勝は間違いなく焦らず、完走しようと思いました。
レース1!!
決勝当日
監督とメカニックとチームスタッフとセットを確認して、決勝を待ちました。
決勝を迎えました!!
スタートで出遅れてしまい、3位で1コーナーを通過。
レースをしているなかで、宇井選手の前にでたり、及川選手の前にでることも出来ました。
しかし結果は3位でゴール
しかし宇井選手と及川選手と上位争いができて本当に嬉しかったです
そして初表彰台を獲得しました。しかもセクター2は誰よりも速く走ることが出来ました。
レース2が次の日にあったので準備をして、次の日を待ちました。
レース2!!
次の日になりました。
雨が降ってきてしまいました。
雨は二回ぐらいしか走ったことがなかったので、すごく不安がありましたが、監督とメカニックとチームスタッフと家族の人を心で思い返した時に、俺なら大丈夫だと思いレースに望みました。
レースがスタートしました。
1コーナーまでに3台に抜かれましたが、そこでスイッチがはいり、二人抜き返し、三位を抜いて行こうと考えた時に、ハイサイドで転倒してしまいました。
そしてすぐにリスタートをきりましたが9位と言う結果になってしまいました。 ここでレースが終了しました!! 今回自身で強く思ったことは、晴れを速く走れても、雨も速く走れなきゃトップライダーとは言われないと思いました。
スポンサー様、ファンの皆様に一年間を通して感謝しております!!
本当に一年間ありがとうございました。
来年は何を乗るのか決まってませんが、またご声援・ご支援よろしくお願いします。
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クラス:GP250
2009′ 10/31-11/1 全日本選手権 第7戦 鈴鹿
☆ライダーコメント☆
予選
鈴鹿の東コースは、ほとんどのライダーが初めてだったのでここは、チャンスだと思いました!! 予選は、宇井選手と及川選手がどのくらいのタイムをだしてくるのか予想がつかなくてすごく不安でした!! 予選が始まりました。
出だしからタイムを上げて行きました。が、宇井選手と及川選手もタイムを上げてきました。 しかし僕も負けじとセクター1とセクター2をまとめました。 52.0が入り3番手から2番手に上がりました。
しかしトップには少し届かないまま一回ピットインしました。 タイヤをNEWにかえ再アタック!51.8を出しました。 しかしトップの宇井選手は、51.6をだしていました。 それで予選が終わってしまいました。
1位 宇井選手
2位 藤田拓哉
3位 及川選手
となりました。
決勝は間違いなく焦らず、完走しようと思いました。
レース1!!
決勝当日
監督とメカニックとチームスタッフとセットを確認して、決勝を待ちました。
決勝を迎えました!!
スタートで出遅れてしまい、3位で1コーナーを通過。
レースをしているなかで、宇井選手の前にでたり、及川選手の前にでることも出来ました。
しかし結果は3位でゴール
しかし宇井選手と及川選手と上位争いができて本当に嬉しかったです
そして初表彰台を獲得しました。しかもセクター2は誰よりも速く走ることが出来ました。
レース2が次の日にあったので準備をして、次の日を待ちました。
レース2!!
次の日になりました。
雨が降ってきてしまいました。
雨は二回ぐらいしか走ったことがなかったので、すごく不安がありましたが、監督とメカニックとチームスタッフと家族の人を心で思い返した時に、俺なら大丈夫だと思いレースに望みました。
レースがスタートしました。
1コーナーまでに3台に抜かれましたが、そこでスイッチがはいり、二人抜き返し、三位を抜いて行こうと考えた時に、ハイサイドで転倒してしまいました。
そしてすぐにリスタートをきりましたが9位と言う結果になってしまいました。 ここでレースが終了しました!! 今回自身で強く思ったことは、晴れを速く走れても、雨も速く走れなきゃトップライダーとは言われないと思いました。
スポンサー様、ファンの皆様に一年間を通して感謝しております!!
本当に一年間ありがとうございました。
来年は何を乗るのか決まってませんが、またご声援・ご支援よろしくお願いします。

























