レース結果

2009′ 10.19.
全日本選手権 第6戦 もてぎ ライダーコメント・藤田 拓哉

ライダー:藤田拓哉
クラス:GP250

2009′ 10/18 全日本選手権 第6戦 もてぎ

☆ライダーコメント☆
レースウイークに入り、公式練習の1本目では、二分台を切れないでいたまま終了しました!

それはまずかったので何をすればタイムが上がるか、考えました。
二本目では、自分の考えを生かしてタイムアタックをしました。
その結果、1分57.7まで上がってきて終了しました。
そして予選のために準備をして次の日の予選を迎えました。

予選では最初のアタックで自分のベスト1.56.9を出しました。
そのあとマシンのセットを合わせて、次のアタックに出ました。
そうするとタイミングよく及川選手が前にいて下さり、1分56.7を出すことが出来ました。
しかしまだ4番手のままで上に上がることができませんでした。

そこで、もう一度ピットインしてタイヤを変えて最後のアタックに出ました。

最後の一周に1分56.0をだして3番手にあがりました。
初めての3番手なので、すごく嬉しかったです。
そして決勝に整えて準備をして決勝を迎えました。
決勝の朝のフリー走行では自分のセットをして決勝の準備を進めました。

決勝が始まりました。
決勝のスタートが決まり三番手のまま1コーナーを立ち上がりました。
一番手と二番手がやりあっていたのでそこを狙っていました。
しかし次の周回に、後ろにいた渡辺一樹選手が無理くり入ってきました。
僕はおさえようとしてインをしめました。
しかし外に弾き出されたようになってしまい、一番手と二番手ともすごい差が開いてしまいました。 しかし冷静に追っかけました。

次の周回に及川選手と渡辺一樹選手が二人でやりあっていて、そこで渡辺一樹選手が無理くりに突っ込んで、及川選手と接触して及川選手が転倒しました。
そのすきに二番に上がりました。
そして一番手の宇井選手を追っかけました。
その時宇井選手がスリップダウンしてしまい、転んでしまいました。
そこで僕が初めてトップに躍り出ました。
しかし初めてのトップなので焦りや後ろからくる何かが自分を襲ってきました。

5周目が終わりました。
6周目にはどんどんペースUPして自己ベストをだそうとしました。
しかしその周回のS字コーナーの立ち上がりでハイサイドで転倒してしまいました。
そこでレースはリタイヤで終わりました。
自分は、心が弱すぎると分かりました。

初めてのトップだったので後ろからいろいろな事が襲ってくるのに耐え切れる心の強さがないと分かりました。 なので心をもっと強くしようと思いました。 そして次は一回り殻を破った藤田拓哉を見せようと思います。
次の鈴鹿も応援よろしくお願いします。

藤田拓哉