レース結果

2008′ 04.12.
2008′ 4/12 東日本チャレンジカップ選手権・筑波選手権 総括

■レース結果報告
伊藤勇樹・優勝 / 藤田拓哉・1秒台を記録して4位入賞となる!
全日本選手権開幕戦からわずか1週間後の4月12・13日に開催されました。
東日本エリア選手権・第2戦、(筑波選手権・第1戦)筑波サーキットに伊藤勇樹が参戦。
また藤田拓哉もホームコース筑波でのレースを迎えました、そのレース結果をご報告致します

イベント名
・東日本チャレンジカップ選手権 第2戦
・筑波選手権 第1戦
・日時・場所 2008年4月12~13日 筑波サーキット

レース結果

・東日本チャレンジカップ選手権
GP250 伊藤勇樹 予選4位 決勝 優勝! BEST 1分3秒630

・筑波選手権
GP125 藤田拓哉 予選 10位 決勝 4位 BEST 1分1秒86

GP250 伊藤勇樹

全日本選手権に向けて調整参戦となった伊藤は、開幕戦からわずか1週間というハードスケジュールの中、筑波サーキットのレースに参戦。レースウイークの4月8日のテストではレインコンディション、翌9日のスポーツ走行はドライと変わりやすい天気の中レースに向け順調にテストを重ね本番に臨みます。迎えた日曜日の公式予選、変わりやすい天気により路面は非常に微妙なコンディションとなるなか伊藤は前後レインタイヤでコースイン。

3周目にトップタイムを記録した伊藤はピットインして路面コンディションの変化を報告。リヤのみをドライタイヤに変更して送り出すが路面は更に乾いてゆき、ライン上はほぼドライコンディションとなってしまう。4秒台を記録した伊藤はそこから一向にタイムが伸びてこない。一方前後ドライタイヤを選択した島村が2秒台を記録。このまま予選が終了し伊藤は予選4番手に沈んでしまった。

午後からの決勝は、やはり直前までの雨がやみ徐々にドライコンディションに変わる難しい路面状況の中20周のレースがスタートする。ポールの島村以外ほとんどの選手がドライタイヤを装着、伊藤も前後ドライタイヤで決勝レースに臨む。無難なスタートを決めた伊藤はゆっくりとしたペースの中でオープニングラップを4番手で通過。2周目に3番手、3周目に2番手に浮上。

トップを走るのはレインタイヤを履いた島村が逃げる展開。伊藤は徐々にペースを上げトップに迫る。そして9周目にトップに浮上。一気に後続を引き離しにかかりますがここで再び雨が降り出しコースはレインコンディションに急変。ペースを落とした伊藤に再び島村島村は最終コーナーでスリップダウン。伊藤は後続との差を15秒以上引き離し、終盤はペースダウンしてそのままチェッカーをくぐり今季初優勝を飾った。

GP125 藤田拓哉

ホームコース筑波の開幕戦。前回の茂木では事前練習時間も少なく納得いく走りが出来なかった藤田は昨年末から走りこんできた筑波で上位入賞を目指します。金曜日の公式練習を不安定な天候のためキャンセルした藤田は翌日の公式予選で自己ベストの1分2秒59を記録。

途中ピットインして決勝に向けたサスセットを煮詰める藤田はタイムアップこそ出来ませんでしたが好感触を得て予選を終え10番グリッドを獲得。昼を過ぎ一気に気温が上昇してきたコースに於いて更にサスセットについてメカニックと打合せを実施。目標の1分1秒台をクリアするための微調整を行い定刻の15時15分、18週の決勝レースがスタートした。スタートでやや出遅れた藤田は第1コーナーでポジションを挽回。

オープニングラップを9番手で通過する。3周目に前車を第1コーナーでパスして8番手に浮上。更に前を行く長島を追う展開。レースはトップのペースが上がらず上位8台が団子状態でレース序盤を終え中盤へ。中盤からトップに立った森が一人抜け出して独走する中、2番手以下は相変わらずの団子状態。そんな状況から集団の最後尾にいた藤田は目標である1分1秒台を記録するペースで前を行くマシンにプレッシャーをかけ、12週目に一気に2台をパスして6番手に浮上。更に前を追いかけます。

終盤に入り一度は5番手に浮上するもののバックストレートで再び抜き返されてしまう苦しい展開。上位5台は全てキット装着車の中、藤田はノーマルマシンで喰らい付きコーナーごとに差を詰めてゆきます。最終ラップまで激しいテールトゥーノー図を繰り広げた藤田はそのままの順位でチェッカーを受ける。レース終了後、テスト参加だった国際A級の日浦と  が章典外となり正式結果で藤田は4番手となった。

次戦は全日本選手権筑波大会。
ゴールデンウイーク明けの筑波で伊藤がトップ3入りを目標に臨みます。

ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明