☆ライダーコメント☆
クラス:ST600
2011′ 7/3 全日本選手権 第3戦 もてぎ
予選>>
予選はセッティングに悩みました。
前日に行われたART合同走行から微妙にセッティングを変えて走行しました。それだけで車体の動きも全く変わって行くので、慎重に詰めて行きました。コースインして二周目辺りで自己ベストをマーク出来て上々のスタートが出来て直ぐにピットインで足回りをまた少しいじりました。
次に出ていった時にはまた更にタイムを更新し方向的には悪くなかったのですが、4コーナーや130Rといった高速コーナーでアンダーが出ていてうまくスピードが乗せられませんでした。
再度戻って修正を図ったのですが、タイヤのグリップも無くなってしまいチェッカーを受けてしまいました。 結果は1分57秒6で18位だったのですが、このタイムで持続して走れていたので決勝では悪くないレースが出来ると思っていました。
終了後は決勝に向けての打ち合わせをし、翌日の決勝へ気持ちを切り換えました。
決勝>>>
決勝は曇りで今にも雨が降りそうな雰囲気でした。一応、雨の方向も考えての打ち合わせも済ませ朝のフリー走行が始まりました。予選の時よりも更にセッティングを詰めて走り始め、三周目に1分57秒台に入り、前日の予選で使ったタイヤで良い滑り出しが出来ました。
少し気になったのがフロントに出るチャタリングで、フリー走行が終わってから決勝で詰めて行くところを話しました。決勝はなんと晴れ間も見えて良い気温で挑めました。スターティンググリッドに着いた時には、いつも感じている緊張感よりも楽しんでレースをしようと思えました。
一周のウォームアップ走行を終え、決勝がスタート。 スタートは上手く決まり、この時点で14番手辺りだったと思います。S字での大クラッシュには驚きましたが、なんとかかわして一周を終えた時点で12番手で通過しました。その後もずっと自己ベストを超えるタイムで走行出来て、マシンの調子も好調でした。
レースの半分を過ぎた時点で8位までポジションを上げ、前を行く小林選手を追いかけていました。しかし、段々離される形になりその前を走る津田選手が転倒したため、7位にポジションアップになりました。 残り3周辺りで、V字コーナーで浦本選手にかわされ8位に後退してしまい、なんとか真後ろに付いてみたのですが届かずそのままチェッカーとなりました。
結果は初のシングルフィニッシュでしたので正直嬉しいのですが、後半戦での集中力の持続と言うのが今回の課題となりました。この茂木グランプリでライディングやセッティングの方向性など、得たものが沢山あるレースウィークでした。
今回サポートして頂いたスポンサー様方々、並びに応援して下さった皆様、そしてドッグファイトレーシングのチーム員の皆さんに本当に感謝しています。
次回の全日本選手権の菅生大会でも皆様の応援よろしくお願い致します。