レース結果報告
藤田拓哉・GP250初レースで0秒台を記録して2位入賞となる!
いよいよ関東の開幕戦となった筑波選手権
第1戦(エリア選手権併催)。
当チームからはGP250にスイッチした藤田選手を始め、
新人を交えた4人が参戦。
そのレース結果をご報告いたします。
イベント名 筑波選手権・第1戦(東日本エリア選手権・第1戦)
日時・場所 2009年3月15日・筑波サーキット
東日本エリア選手権・筑波選手権第
GP250 藤田拓哉 予選 2位 決勝 2位 BEST 1分00秒695
ST600 飯島 予選 転倒の為不通過
TC600 田村亮二 予選 19位 決勝 13位 BEST 1分04秒867
TC600 風晴大翼 予選 11位 決勝 14位 BEST 1分05秒355
GP250・藤田拓哉
GP250にスイッチして初レースとなる藤田。全日本選手権に向けての準備も兼ねての参戦となった今大会で、目標を59秒台に設定。
レースウイークに入り徐々にマシンの感覚を掴み始めた藤田は公式練習で1分00秒487の自己ベストを更新。決勝に向け目標の59秒が手に届くレベルまでの仕上がりを見せる。
しかし翌日の土曜日は土砂降りの雨と強風により日曜日のトラックコンディションは大きく変わってしまう。
やはり金曜日までのグリップを得る事が出来ない藤田は、日曜日朝の公式予選で1分01秒180の記録で2番手となる。走行後すぐにメカニックと共にセッティング変更を打ち合わせ決勝に望む藤田。
そして迎えた決勝レース。
午後一番に20周のレースが始まった。TZ250で初のスタートを上々の出来で決めた藤田は、ポジションをキープしてオープニングラップを2番手で通過。トップは全日本参戦経験者の星野選手。第一コーナー進入で一気に差を詰める藤田に対し、立ち上がりで徐々に差を広げてゆく星野。藤田は周回ごとにその差を広げられてゆく。
タイムも1秒台前半で止まってしまい、逆に3番手集団が追いついてくる。しかし藤田はココからリズムを取り直し、10周を過ぎた中盤から0秒台を連発。トップと変わらぬペースで最後まで走りきり、GP250初レースを2位表彰台で飾った。
ST600・飯島
ヤマハYZF-R6にスイッチしての初レースは雨の中のウエットコンディションとなった。 チーム員や仲間の声援を受け気合の入りすぎた飯島はコースイン1周目の第2ヘアピンでハイサイド転倒。気合が空回りしてしまい残念ながら予選落ちで開幕戦を終えた。TC600・田村・風晴
昨年デビューレースでチームメイトの同士討ちとなった田村と風晴の二人が因縁の対決で迎えた開幕戦。公式予選では風晴が1分05秒888で11位を獲得。一方田村はオフシーズンの練習不足がたたり1分06秒で19位に終わる。そして迎えた決勝。
スタートで遅れた風晴の背後に田村が続く形でオープニングラップを通過。レース終盤まで二人の攻防が続き残り3周でついに田村が前に出る。すると田村は一気にペースを上げ自己ベストとなる1分04秒867を記録して風晴を振るきりそのままフィニッシュ。田村13位。風晴14位と二人そろってポイントを獲得した。
次戦は3月22日開催の茂木選手権開幕戦に阿久津、遠藤といったST600ライダーが参戦いたします。
ドッグファイトレーシング
代表 室井 秀明