レース結果

2009′ 11.02.
2009′ 11/1 菅生6時間耐久レース 総括

2りんかんRT&DOG FIGHT R

■菅生6時間耐久レース結果報告
予選2番手ながらスタート直後の転倒で優勝を逃す。

先日開催されました菅生6時間耐久レースのレース結果をご報告致します

日時・場所  11月1日・スポーツランド菅生
参加台数   54チーム
マシン    YAMAHA YZF-R1(2009年式)
ライダ ー   佐々木幸弘・遠藤弘一・阿久津晃輝

茂木7時間耐久レースに引き続き今年は菅生6時間耐久レースに参戦。 もて耐同様メインスポンサーに㈱ドライバースタンドを迎え、チーム名も「2りんかんRT&DFR」としての参戦となった。もて耐のようなレギュレーションによる規制が少ない菅生の耐久はチーム力の見せ所であり、事前テストの段階から総合力と戦術で充分優勝を狙える事を確信しての参戦だったが、うまく歯車がかみ合わない週末となってしまった。

歯車の狂いが生じたのが、レースウイーク2日目のフリー走行。ここで第一ライダーの佐々木が3コーナーで転倒し、腰を強打してしまう。ペースアップする前の予期せぬ転倒によりマシン&ライダー共に大きなダメージを追ってしまう(後に剥離骨折と判明)。

翌日の予選に向けマシンは無事修復されたが、佐々木の状態はかなり深刻な状況。チームは予選でのタイムアタックライダーの変更や、決勝レースでのライダーの乗車順位の変更など、大きく戦略の変更を余儀なくされる形となった。

翌日の公式予選。天気予報は大きく外れ、ウエットコンディションでのタイムアタックとなった。アタックライダーは第3ライダーの阿久津。ここで阿久津は追い込まれた状況の中で素晴しい走りを見せ、総合2番手のタイムを記録。離れかけた運を引き戻す力強い走りを見せてくれた。

迎えた決勝レース。スタートライダーを任されたのは遠藤。スタート前から緊張を見せていた遠藤だったが、その影響がスタート直後に出てしまった。上々のスタートを切った遠藤だったが、1周目のS字コーナーでハイサイド転倒を喫してしまう。オープニングラップをいつまでも戻らない遠藤にチームスタッフがコースを確認に走る。

暫くしてS字コーナーからレッカーで戻ってきた遠藤とマシン。すぐに修復に掛かり、コースに復帰した時点でトップとの差は25周(約40分)。絶望的な差であった。

しかしチームは諦めることなくそこから追い上げを開始。どのマシンよりも早いラップタイムで周回する「2りんかんRT&DFR」は時間と共に確実に順位を押し上げて行き、117周目には決勝での圧倒的なファステストラップ1分36秒台を記録。

結果6時間完走時点で181周を走り23台を抜き返して31番手でチェッカーを受けた。

必勝を誓って出場したレースながら、不本意な結果となってしまい非常に残念なラストレースでしたが、勝利が見える内容だった事は収穫でした。来期の参戦は未定ですがリベンジを期し準備を進める所存です。 ご支援、ご声援を賜り、誠に有難うございました。

ドッグファイトレーシング
代表 室井秀明